猛攻のJ2長崎、一時追いつくもルヴァン杯敗退…新潟が長倉幹樹の“勝ち越し弾”で8強入り!

2024年6月9日(日)19時54分 サッカーキング

長崎と新潟が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 2024JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフラウンド第2戦が9日に行われ、V・ファーレン長崎とアルビレックス新潟が対戦した。

 第1戦を1−2で落とした長崎は、積極的な立ち上がりを見せ、11分に決定機を生み出す。ペナルティエリア手前からマテウス・ジェズスが左足を振ったものの、ゴール右下を狙ったシュートはポストに嫌われた。長崎はその後も何度か決定機を作り出したが、新潟のゴールをこじ開けることができず、スコアレスで折り返した。

 雨の勢いが増した後半開始早々にも長崎が立て続けにゴールへ迫るが、至近距離で放った笠柳翼のシュートがブロックされるなど、相変わらずゴールが遠い。一方、長崎を突き放す1点がほしい新潟は69分、谷口海斗が強烈なシュートを放ったものの、相手GK原田岳の好セーブに阻まれた。

 71分、長崎がついに新潟のゴールをこじ開けた。ペナルティエリア右から加藤大が高速クロスを供給し、ゴール前のエジガル・ジュニオが相手に寄せられながらも合わせて押し込んだ。

 さらに77分、長崎が鋭いカウンターで新潟を脅かす。増山朝陽、フアンマ・デルガド、M・ジェズス、マルコス・ギリェルメの4人で一気に押し込む。M・ジェズスが放ったシュートが相手GK阿部航斗に防がれると、こぼれ球に反応したM・ギリェルメがゴールネットを揺らしたものの、オフサイドで得点は認められなかった。

 長崎が前がかりになるなか、新潟は80分、間延びしたスペースを突いて試合を振り出しに戻す。ペナルティエリア手前から秋山裕紀がピンポイントクロスを供給。ボックス中央の長倉幹樹が頭で合わせて流し込み、2戦合計スコアで勝ち越す。

 試合はこのまま終了し、逃げ切った新潟がプライムラウンドに進出した。

【スコア】
V・ファーレン長崎 1−1(2戦合計:2−3) アルビレックス新潟

【得点者】
1−0 71分 エジガル・ジュニオ(長崎)
1−1 80分 長倉幹樹(新潟)

■ルヴァン杯・プレーオフラウンド第2戦
カターレ富山 1−2(2戦合計:2−3) 北海道コンサドーレ札幌
FC町田ゼルビア 2−2(2戦合計:5−3) セレッソ大阪
名古屋グランパス 1−0(2戦合計:2−1) 柏レイソル
V・ファーレン長崎 1−1(2戦合計:2−3) アルビレックス新潟
18:30 サンフレッチェ広島 vs(第1戦:2−1) FC東京

■ルヴァン杯・プライムラウンドの日程
▼準々決勝
第1戦 9月4日(水)
第2戦 9月8日(日)

▼準決勝
第1戦 10月9日(水)
第2戦 10月13日(日)

▼決勝
未定


【試合ハイライト動画】長崎の猛攻実らず敗退…長崎 1−1 新潟

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