ローマ、主将ペッレグリーニに対するニューカッスルの85億円オファーを拒絶か

2022年6月10日(金)16時22分 サッカーキング

ローマでキャプテンを務めているペッレグリーニ [写真]=Getty Images

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 ローマは、チームのキャプテンを務めるイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニに対するニューカッスルのオファーを拒否したようだ。9日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在25歳のペッレグリーニはローマの下部組織出身。サッスオーロでの2年間のプレーを経て、2017年夏にローマのトップチームに加入。広い視野と高い配給力が武器の大型MFで、ローマでここまで公式戦193試合に出場し、35ゴール42アシストを記録している。ローマを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督からの信頼も厚く、チームではキャプテンを務めている。

 以前からユヴェントスやリヴァプールなどといったビッグクラブからの関心が頻繁に報じられてきたペッレグリーニ。昨年10月にはローマとの契約を2026年まで延長し、その際のコメントで「常に契約延長を望んでいた。これ以上の気持ちはないね」と発言し、自身が育ったローマへの忠誠心を示していた。そんな生え抜きのキャプテンに対する高額オファーを、この度ローマが拒絶したようだ。

 オファーを提示したと報じられているのは、昨年10月にサウジアラビアの公共投資ファンドによって買収され、巨額の資金を手にしたニューカッスル。イタリア紙「コリエレ・デッロ・スポルト」の情報によると、ニューカッスルは移籍金として6000万ユーロ(約85億円)を提示したものの、ローマは即座にこのオファーを拒否し、話し合いの余地がないことを告げたとされている。ペッレグリーニ本人がローマでのプレー継続を希望していることを考慮しての判断だったようだ。

 報道によればペッレグリーニ本人は、ローマ一筋で現役生活を終えることすらも検討しているようだ。今回改めてローマへの忠誠心を示した形となったペッレグリーニ。ローマファンの間では、かつてローマのキャプテンを務めた元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏や、元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ氏のようなクラブ史に名を残すキャプテンとなることが期待されていることだろう。

サッカーキング

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