TCR EU:元WTCC経験者のぺぺ・オリオラがホンダ系チームと契約。ダン・ロイドの僚友に

6月11日(木)12時33分 AUTOSPORT web

 スペイン出身の元WTCC世界ツーリングカー選手権ドライバーのペペ・オリオラが、開幕の待たれるTCRヨーロッパ・シリーズの2020年シーズンに向けて、スロバキアを拠点とするホンダ系チーム、Brutal Fish Racingとの契約を発表。オーナー兼ドライバーのマーティン・ライバと、エースのダン・ロイドとともに3台目のFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRをドライブすることが決まった。


 母国のマニュファクチャラーであるセアトのドライバーとして、長年WTCCや後継のTCRインターナショナル・シリーズなどで戦ってきたオリオラだが、近年は国内選手権での散発的なプログラムや、CTCCチャイナ・ツーリングカー・チャンピオンシップのゲスト参戦など、スポット的なシートを軸に活動を続けてきた。


 世界的に影響を及ぼしている新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの余波で、あらゆるモータースポーツ・カテゴリーのシリーズ開催が延期される難しい環境のなかではあったものの、2020年に向けオリオラも長期的な視野で活動計画を模索してきたが、晴れてレギュラーのレースシートを確保することとなった。


「こうしてBrutal Fish Racingに加入し、TCRヨーロッパ・シリーズでホンダ・シビック・タイプRをドライブできることを本当にうれしく思うよ」と、喜びを語った現在25歳のオリオラ。


「言うまでもなく、TCR規定のリージョン選手権最高峰シリーズだし、カレンダーもチャンピオンシップのレベルも素晴らしい。だからこそ、僕を信頼してくれたチームに感謝したい。ダニエル(・ロイド)やマーティン(・ライバ)と一緒に、目標を達成できると確信している」と続けたオリオラ。

オーナー兼ドライバーのマーティン・ライバのFK8シビックと同じカラースキームを採用した
2019年はフル参戦とはならなかったものの、バルセロナ戦で優勝も飾ったダン・ロイド


「世界中の誰もがパンデミックの困難な時期を経験した後、2020年に向けこうしたプロフェッショナルなチームとシリーズに挑めることは本当に名誉なことだ。チームメイトのスピードと経験に、自分のこれまでのキャリアと経験が重なって、強力なパッケージになると確信している」


 全14戦中8勝と4つの表彰台を記録し圧倒的な戦績で初代TCR UK王者となり、TCRの公式BoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)テスターも務めたロイドに対し、オリオラも前述のCTCCワイルドカード参戦に加えて、TCRアジア・シリーズではランキング3位を獲得。そして2019年にベルギーのスパ・フランコルシャンで開催された24時間耐久レース『TCR Spa 500』では、トム・コロネルらと組んで優勝も果たしている。


「我々が兼ねてから約束していたように、こうして3人目のドライバーを無事アナウンスすることができた。素晴らしい補強になったと思わないか?」と自信をみせるのは、チームオーナー兼ドライバーのライバ。


「まだ若いドライバーながら、世界的なシーンで豊富な経験を積んできたペペを迎え入れることができてとてもうれしい。我々も、彼が速いドライバーでとてもコンペティティブな男であることをよく知っている」


「昨年、とある機会を得て急速に親しくなったが、彼のTCRツーリングカーに対する理解度の高さに感銘を受けた。今季はコロナウイルスのパンデミックによってシーズンが短縮されたものの、非常に良いキャンペーンが期待できる。ぺぺやダニエルとともに、両タイトルを狙う準備が整ったよ」

9月を予定するシーズン開幕に向けて、強力な体制が整ったBrutal Fish Racing
2019年の『TCR Spa 500』では、トム・コロネルらと組んで優勝も果たしたペペ・オリオラ(右)


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