ボッタス「メルセデスF1はベッテルとの契約は考えていないと言った」2021年残留に懸念なし

2020年6月11日(木)7時47分 AUTOSPORT web

 バルテリ・ボッタスは、メルセデス上層部からは2021年に向けてセバスチャン・ベッテルと契約することは考えていないと言われているとして、自分の将来についての不安はないと語った。


 ベッテルが2020年末でフェラーリから離脱することが公表され、彼の今後のプランに注目が集まっている。レッドブル上層部はベッテルを獲得する意志はないと明言しているが、メルセデスのチーム代表トト・ウォルフは、ベッテルは複数いるドライバー候補のひとりであるとコメントした。ルイス・ハミルトンとボッタスのメルセデスとの現契約期間は今季末までとなっている。


 ウォルフは「メルセデスのドライバーを優先し、彼らとの交渉にまずは集中している。ルイス、バルテリ、そしてジョージ・ラッセルなどジュニアドライバーたちだ。エステバン・オコンは今はルノーに所属している」と述べた。


「(メルセデスの)ドライバーたちのなかで解決法を見いだせなかった場合のみ、他に目を向ける。セバスチャンは、その場合には非常にいいポジションにいるといえる」

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 ボッタスは、今週、『Sky F1 Vodcast』において、自分の将来について心配はしていないと語った。


 2017年にメルセデスに加入して以来、1年ずつ契約延長を繰り返しているボッタスは「毎年、同じ状況だ」と述べた。


「今年はまだ1戦も開催されていないのに、僕のシートを大勢が争っていると言われるのは変な話だよね」
「笑っちゃうよ。この件に関してプレッシャーはない」


「今シーズンに向けてはっきりした目標を定めている。(シーズンが始まれば)何が起こるかは分からないが、自然に状況が定まっていくだろう。このことに関してストレスは全く感じていない」


 チーム上層部と話した結果、メルセデスが自分の代わりにベッテルを選ぶのではないかという不安は感じていない、ボッタスは言う。


「そのことは気にしていない。契約に関してどういう状況かということを、僕らは常に正直に話をしている。彼らがセブを検討していないという率直なメッセージを受け取っている」
「だから問題ないし、心配していない」


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