鈴木優磨への個人攻撃が発端。鹿島サポの横断幕物議「扇谷健司を誹謗中傷」

2023年6月11日(日)18時50分 FOOTBALL TRIBE

鈴木優磨 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズは11日開催の明治安田生命J1リーグ第17節で、湘南ベルマーレと対戦。試合前には県立カシマサッカースタジアムのホームゴール裏に日本サッカー協会(JFA)や審判、それに扇谷健司審判委員長に対する批判の横断幕が掲出。扇谷氏は先月の名古屋グランパス戦におけるFW鈴木優磨の振る舞いに苦言を呈したことで話題を呼んでいる。


 ゴール裏には「鹿島キライ??」「2007/11/24 忘れてねーぞ!扇谷」「審判・協会への制裁金は?」「5’■扇谷健司」「ごじゃぺ扇谷」「鹿島なめんなよ!!」といった横断幕が掲出されている。


 ただネット上では「抗議の一線を越えている」「扇谷さんへの誹謗中傷」「小泉社長はサポーター処分を」と、一部の鹿島サポーターの行為を批判する声が沸き起こっている。


 鈴木は名古屋戦で先発出場すると、前半12分にMF樋口雄太のコーナーキックからヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。しかしVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入すると、木村主審はペナルティエリアでの競り合いで鈴木がMF稲垣祥を倒したとして、ファウルと判定。ノーゴールで試合が再開される。


 すると同選手は前半29分、再び樋口のコーナーキックに頭で合わせて先制点を奪取。ゴール直後、木村主審のもとに詰め寄って睨みつけた。ただMFディエゴ・ピトゥカらチームメイトがすぐに鈴木を主審のもとから引き離すと、主審も鈴木に対してカードを提示しなかった。


 この行為について、扇谷審判委員長は今月2日に「非常に大きな問題。レフェリーがしっかり対応しないといけない」と指摘。「ああいったことがピッチで行われるのはいけない。Jリーグをより良くしていく中では、あってはならない」と鈴木を批判。これに対して、鹿島の小泉文明代表取締役社長は、JFAに対して抗議文を提出していた。

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