名古屋が4連勝で暫定2位に浮上…マテウスが3戦連発、クラブのJ1通算1500得点目はユンカー

2023年6月11日(日)18時19分 サッカーキング

名古屋と福岡が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第17節が11日に行われ、名古屋グランパスとアビスパ福岡が対戦した。

 3連勝中の3位・名古屋は勝てば、1試合消化が少ないヴィッセル神戸を抜いて暫定2位に浮上。5戦未勝利の11位福岡を『豊田スタジアム』に迎えた。

 名古屋は開始早々にアクシデントが発生。丸山祐市が相手との接触プレーの後に左ひざを痛めてしまい、13分に野上結貴との交代でピッチを後にした。

 前半途中からチャンスシーンが増え出した名古屋は、39分に試合の均衡を破る。キャスパー・ユンカーが相手のハンドを誘ってPKを獲得。キッカーを務めたマテウス・カストロはゴール左下に沈め、3試合連続ゴールを記録した。

 65分、今度は福岡の佐藤凌我がペナルティエリア内で相手に倒されてPKを獲得。佐藤自らキッカーを務めると、ゴール左下へと突き刺して試合を振り出しに戻す。佐藤はJ1初得点となった。

 しかし69分、名古屋がすぐさま勝ち越しに成功。マテウスの左コーナーキックを藤井陽也が頭ですらし、ファーで待ち構えていたユンカーが合わせて押し込んだ。ユンカーは今季9点目。名古屋は史上5クラブ目となるJ1通算1500得点に到達した。

 名古屋は75分にリードを広げる絶好機が到来。敵陣でボールを奪ってカウンターに転じ、ユンカーのスルーパスにマテウスが抜け出す。ループシュートでゴールを狙ったが、クロスバーに嫌われて得点とはならない。

 83分、観客席でアクシデントが発生し、川俣秀主審は試合を中断。スタンドで両チームドクターによる応急処置が行われ、約15分後に試合が再開した。

 名古屋は福岡の反撃を防ぎつつ、カウンターで追加点を狙うが、得点は生まれない。試合はこのまま終了し、名古屋は4連勝で暫定2位に浮上。福岡は3連敗で6戦未勝利となった。次節、名古屋は24日に敵地でFC東京、福岡は25日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。

【スコア】
名古屋グランパス 2−1 アビスパ福岡

【得点者】
1−0 45分 マテウス・カストロ/PK(名古屋)
1−1 65分 佐藤凌我/PK(福岡)
2−1 69分 キャスパー・ユンカー(名古屋)

サッカーキング

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