MLB選手意識調査 シーズン中断してでも五輪出られるようにすべきかに46・6%賛成、53・3%反対

2024年6月11日(火)10時35分 スポーツニッポン

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が選手の意識調査。ア・リーグ、ナ・リーグ合わせて18チーム、百人以上の選手から意見を聞き、その結果を10日(日本時間11日)に発表した。

 球界の現在のベストプレーヤーは誰かについては46%が大谷翔平と返答、2位はロナルド・アクーニャで26・5%、3位がムーキー・ベッツとアーロン・ジャッジで8・8%だった。

 一方で成績は気にせず、直感で誰をチームメートにしたいかの質問には、ベッツが1位で12・6%、大谷は2位で6・3%だった。ベッツを選んだ理由はクラブハウスでのリーダーシップ、フィールドでの笑顔など。

 アンソニー・レンドンが野球シーズンは長すぎると発言したことについては賛成が31・6%、反対が68・3%。レンドンに賛成の人は140〜150試合が理想的と言い、反対する人は、プロ野球は150年間これでやってきたし、記録のこともあるから、変えられないという。

 評判が悪い球団はアスレチックスが1位で79人中40人、2位がホワイトソックス、3位がエンゼルス。アスレチックスは勝つ気がなく、補強にお金を使わないからで、エンゼルスはマイナーリーガーを大切にしないとの悪評が立っている。

 引退した昔の選手からの文句で特に嫌なものはについては、セレブレーションをやりすぎると言われること。さらに今の野球は以前よりはるかにレベルが上がり、この7、8年でも随分変わったのに、それを全く理解していないことだという。

 ブライス・ハーパーの主張するように、シーズンを中断してでもメジャーリーガーが五輪に出られるようにすべきかの意見については46・6%が賛成、53・3%が反対。賛成派の意見は五輪に出るチャンスなんてそうはない、すごく楽しいと思う。反対派はケガが増える、米国が強すぎて、みんなを圧倒するだけというもの。

 アナリティック(データ分析)がキャリアに与えた影響については76%が助けになったと返答。

 メッツのビリー・エプラー元GMがケガをしていない選手を負傷者リストに入れるなど、不正行為を働いて処分されたが、球界の反応は、他の球団でも同じことをやっているというもの。そんなケースを実際に見たり聞いたりしたことがあるかの質問に、64・2%がYES、35・2%がNOだった。

 ドジャースのオフの大型補強は球界にとって良かったか悪かったかについては91・8%が良かったと肯定。他のプロスポーツリーグのようにサラリーキャップを採用することについては86・4%が反対だと返答した。

スポーツニッポン

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