田川亨介がサンタクララ退団。現地「FC東京へ復帰」オランダ移籍報道も
2023年6月12日（月）16時1分 FOOTBALL TRIBE
FC東京からポルトガル1部CDサンタ・クララへ期限付き移籍中の日本代表FW田川亨介は、今月末の期限付き移籍期間満了をもってサンタ・クララを退団することが確実である模様。現地ではFC東京復帰の可能性が報じられている一方、オランダ1部クラブも新天地候補に浮上している。
同選手はサガン鳥栖やFC東京をへて、昨年1月にサンタ・クララへ加入。昨年4月にリーグ戦3試合つづけてゴールを決めるなど頭角を現したが、今季はリーグ戦13試合の先発出場で2ゴール1アシストと不本意な成績で終了。チームも序盤から下位に低迷すると、今年2月から2か月間にわたりリーグ戦9連敗。最下位でシーズンを終え、2部降格となった。
するとポルトガル紙『レコルド』は12日、田川の去就について「彼は来季、サンタ・クララでプレーしない。1年半過ごした後、FC東京へ復帰する。買い取りオプションは行使されなかった」とリポート。同選手のサンタ・クララ退団が確実とみられる。
一方、オランダ移籍情報を専門サイト『トランスファーインサイドNL』は先月19日に「NECナイメヘンは日本人選手の田川獲得へ動いている可能性がある」と伝えている。ナイメヘンは直近10シーズンで2部降格と1部昇格を繰り返しており、2020/21シーズン終了後に再び1部復帰。今季は8勝15分11敗と、2部入れ替え戦圏内の16位エメンから勝ち点11差の12位で終えている。
なおサンタ・クララでは、田川の他に元鹿島アントラーズ所属選手の日本代表MF三竿健斗もプレーしていた。三竿とサンタ・クララの契約期間は来年6月までであり、2年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。
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