「今日は絶対にやってやろう」 前節出番なしに“燃えた”土信田悠生が待望のJ初得点!

2022年6月12日(日)18時57分 サッカーキング

[写真]=J.LEAGUE

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 明治安田生命J2リーグは今節で折り返し。J3王者として4年ぶりにJ2に帰ってきたロアッソ熊本は、敵地でFC町田ゼルビアと対戦し、土信田悠生のJリーグ初得点で追いつき勝ち点1を獲得した。

 前半36分に町田のワンタッチパスワークから長谷川アーリアジャスールに決められ、1点ビハインドで後半へ。 「後半は自分たちのペースでできていた」と主将の河原創が振り返った通り、60分以降はアウェイの熊本がゲームを掌握する。すると84分、「動き出しが見えた」と河原が絶妙な浮き球パスを送り、ゴール前の土信田が胸トラップから豪快な一発を突き刺した。土信田は駒澤大学から今季加入し、2試合の先発出場を含む15試合に出場するも、ここまでノーゴール。前節のブラウブリッツ秋田戦は遠征に帯同するも「出番がなくて悔しかった。今日は絶対にやってやろうという気持ちでした」とこの日は燃えていた。さらなる爆発へ「自分の仕事はゴールを取ることなので、そこにこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

 前半戦を終え、熊本は7勝9分5敗の勝ち点30で9位ターン。序盤戦は独走状態だった横浜FCに初めて土をつけるなど、今季のJ2で“ダークホース”的存在となっている。今節の町田戦は「2点目を取らないといけなかった(大木武監督)」と課題は残ったが、得意のパスワークで上位の町田を苦しめた。河原は「監督は『普通だ』と言うけど、きついトレーニングが多い。今日は気温も高く、何人か足を攣っている相手選手もいたけど、うちは全員足が動いてプレーできていたのは積み重ね」と胸を張る。

「いいプレーと悪いプレー、いい時間帯と悪い時間帯、いいゲームと悪いゲームがハッキリしている。いいところをもっと押し上げて、悪いところをもっと底上げしないといけない」と大木監督。河原は「個人的には想像していたよりもできていると思うが、もっとできるなとも感じています。引き分けが多く、ホームでもなかなか勝てていないので、勝ち切るゲームを増やしていきたい」とコメントした。後半戦初戦はホームで水戸ホーリーホックと対戦する。

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