照ノ富士は綱取り、白鵬は引退かける大相撲7月場所、横綱空位ならいつ以来?

6月12日(土)6時0分 SPAIA

照ノ富士Ⓒ2630ben/Shutterstock.com

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照ノ富士白鵬に4勝9敗

大相撲7月場所は波乱の予感とドラマが生まれる期待が膨らむ場所と言えよう。先場所優勝の照ノ富士(伊勢ヶ濱)の綱取りがかかっており、さらに横綱・白鵬(宮城野)は進退を問われる場所となるからだ。白鵬が場所中に引退しない限り、照ノ富士戦は注目の大一番となる。
照ノ富士は白鵬には4勝9敗と負け越している。しかし最初に大関昇進した2015年7月場所から大関陥落前までを見ると、3勝5敗と競り合っていた。

照ノ富士の白鵬戦成績


照ノ富士のほかの大関との対戦成績は以下のようになっている。
大関・貴景勝とは2度の優勝決定戦を含めて照ノ富士の3勝4敗。一気に押しに出る貴景勝との取組は優勝への壁の一つである。5月場所では優勝争いでリードし、追われる立場となった照ノ富士は千秋楽の優勝決定戦まで持ち込まれ、再び“延長戦”に。それでも最後ははたき込みで賜杯を手にした。
大関・朝乃山には5戦全勝である。ただ、朝乃山は新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反したため6場所出場停止となった。
大関・正代には7勝6敗(不戦敗2含む)だが、昨年9月場所以降は照ノ富士が3連勝している。
照ノ富士が苦手とするのは元大関・髙安。先場所ははたき込みで勝ったものの、それまで4連敗するなど、対戦成績は8勝12敗となっている。
横綱昇進の条件は「大関で2場所連続優勝か、それに準ずる成績」。関脇だった3月場所は12勝3敗、大関として臨んだ先場所も12勝3敗で2場所連続優勝しており、7月場所で14勝以上なら3場所合計38勝となり、優勝を逃しても横綱に昇進する可能性はありそうだ。

最近の横綱昇進力士直前3場所成績

白鵬は最近1年間で通算12勝4敗74休

一方、いよいよ進退を問われるのが横綱・白鵬である。白鵬は昨年7月場所から6場所連続休場しており、うち4場所は全休。この1年間(6場所)の通算成績は12勝4敗74休だ。
5場所連続休場中だった横綱・鶴竜は先場所中に引退を表明した。白鵬も7月場所で進退がかかるのは避けられない。
仮に白鵬が引退し、照ノ富士が綱取りに失敗した場合、9月場所は、1993年以来の「横綱空位」となる。一人横綱だった北勝海が1992年5月場所直前に引退し、曙が翌93年初場所後に横綱昇進するまで番付から「横綱」が消滅した。
角界の顔でもある横綱不在は避けたい事態だ。そのためにも白鵬が強い横綱として復活し、照ノ富士と千秋楽で激突…となった方が盛り上がることは間違いない。7月場所で何が起こるのか、楽しみなのは相撲ファンだけではないはずだ。
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