メルセデスF1、ハミルトンのマシンに発生したオイル漏れの詳細を特定。「出走できないリスクがあった」

2019年6月13日(木)15時39分 AUTOSPORT web

 メルセデスは、F1第7戦カナダGPでルイス・ハミルトンのマシンに発生したオイル漏れについて、スロットルアクチュエーターが関係していたことを明らかにした。


 油圧漏れは土曜日の予選後に見つかったが、F1のパルクフェルメのルールにより、メルセデスは日曜日の朝まで問題の原因やその深刻度を特定することができなかった。


 トラックサイドエンジニアリング担当ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、メルセデスのレース解説動画『Pure Pitwall』において、「レース前にルイスのマシンにはいくつか問題があったが、実際にそれが明らかになったのは予選後のことだった」と語った。


「フロアを落としてみると、オイルが付いていることに気づいた。どこかから漏れていたのだ。そしてデータからは、油圧が下がっていることが分かった」


「問題だったのは、マシンはパルクフェルメに一晩置くことになっており、マシンに触れたりさらに調査をすることが許可されていなかったことだ」


「そのため、調査は日曜の朝に持ち越された。日曜にはまたマシンに触れることができるので、メカニックは作業をすることができる」


 厳密な調査の結果、決勝レースまでのたった数時間の猶予のなかで、ハミルトンのマシンからパワーユニットを取り出し、油圧システムの一部のパーツを交換するという大仕事が行われることになった。


「我々はパワーユニットを取り出さなければならなかった。オイル漏れがスロットルアクチュエーターにあることを突き止めたので、スロットルアクチュエーターと、油圧システムに関連するパーツを交換するための申請をFIAに提出した」


「その作業は大仕事だった。多くのことをそのなかでやらなければならなかった。それにレースのスタートに向けてルイスのマシンを元に戻すのに、非常に時間は限られていた」


「その時間内に作業を終えることができて、とても喜んでいる。原因不明のトラブルや漏れがあると、問題を見つけたり特定したりするのに、どれだけの時間がかかるかわからないものだ。だが、我々はマシンを元に戻すことができた」


「エンジンをかけた後に、新たな問題が見つかるリスクがあった。もしまたエンジンを取り外さなければならなかったら、時間が足りなくなり、おそらくレースをスタートさせることすらできなかっただろう」


「だが作業にあたったエンジニア全員の仕事は素晴らしいものだった。非常に喜ばしいことに時間までにマシンは元に戻り、レースを優勝で終えることができた」


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