エンゼルス・大谷翔平　球宴中間発表　ア・リーグトップの９２万票獲得！３年連続出場がほぼ確実に

投打ともに好調な大谷(C)Getty Imgaes

　MLB（米大リーグ機構）は12日（日本時間13日）、オールスター戦（7月11日、シアトル）のファン投票の第1回中間結果を発表した。エンゼルスの大谷翔平投手が、ア・リーグの指名打者（DH）部門で92万4182票を獲得して1位となり、リーグ全体でもトップに立った。

【動画】１０日（日本時間１１日）のマリナ—ズ戦でも２試合連続となる１８号２ランを放った大谷、ジャッジに１本差に迫っている

　大谷が、またも全米ジャックを果たしそうだ。リーグ全体2位のアーロン・ジャッジ（ヤンキース）は84万4965票で、約8万票差。現在本塁打争いでは18本塁打を放ち、1本差に迫っているが、ファン投票でもし烈な争いを繰り広げている。

　DH部門2位のブランドン・ベルト（ブルージェイズ）は20万5659票で、約72万票の大差をつけている。

　6月22日までの1次投票で、ア・ナ両リーグの最多得票選手の先発出場が決定。大谷がこのままリーグトップの得票となれば、この時点で3年連続3度目の出場が決まる。

　最多得票選手以外のポジションは、1次投票の上位2人（外野は6人または4人）の中から、26〜29日の2次投票で先発選手を決める。投手と控え野手は選手間投票などで選出する。

　今春のWBCでは投手兼野手として大活躍。3大会ぶり世界一の立役者となった。休む間もなくシーズンに突入したが、直近でも10戦5発と本塁打の量産態勢に入るなど好調をキープしている。中間発表トップのニュースには日本のファンの間からも「彼の実力からしたら当然」と支持する声も。

　大谷は11日（日本時間12日）現在、リーグ2位の18本塁打を記録し、打率・287、46打点。投手としては5勝2敗、防御率3・32の成績を残している。

　ほかの日本選手ではレッドソックスの吉田正尚外野手はア・リーグ外野手部門で8位（26万8969票）、ナ・リーグ外野手部門ではカブスの鈴木誠也外野手は10位（17万3票）、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は13位（15万9035票）となっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]