「僕の人生は変わった」メッシが悲願のW杯制覇の本音を米放送局で告白 全てを手にした天才が語った“引退の時”

2024年6月13日(木)18時0分 ココカラネクスト

黄金のトロフィーを手にし、笑顔を浮かべるメッシ。(C)Getty Images

 世界に一大トピックを提供し、母国で熱狂を呼び起こしたアルゼンチン代表のワールドカップ(W杯)制覇。22年12月にカタールでもたらされた歓喜の瞬間は今も色褪せない。

 当時の代表において「主役」となったのは、主将を務めたリオネル・メッシだ。若手も少なくなかったチームの精神的支柱ともなった36歳は、自身5度目のW杯出場でキャリア初の世界一を経験。7ゴールを決める出色の活躍で大会MVPにも輝いた。

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 クラブシーンや個人表彰においては、それぞれ4度のチャンピオンズリーグ制覇やバロンドール受賞など、タイトルを総なめにしていたメッシ。そんな偉才にとって唯一欠けていたのが、W杯のタイトルだった。

 初戦のサウジアラビア戦でまさかの逆転負け(1-2)を喫し、「またか」と暗雲が立ち込めたが、そこからメッシを中心とした精鋭軍団は奮起。怒涛の快進撃を開始すると、たどり着いた決勝では、4年前のロシア大会の決勝トーナメント1回戦で敗れていたフランスに雪辱を果たす。3-3と打ち合った末にPK戦にまでもつれ込む激闘を制し、凱歌をあげた。

 母国の英雄ディエゴ・マラドーナが1986年の夏に掲げて以来となる世界制覇。悲願だった黄金のトロフィーを掲げたメッシは、今もその余韻に浸っている。米スポーツ専門局『ESPN』のマルティン・アルバロ氏のインタビューに応じた36歳は、「気持ちを説明するのは難しい。世界王者が何なのかを比較するのは難しい」と強調し、正直な想いを打ち明けている。

「世界王者になったことで僕の人生は変わった。これは僕に欠けていた唯一のものだった。ワールドカップで優勝することは、どんな選手にとっても夢。でも、特にアルゼンチン人である僕にとって、最高で、最も完璧なことなんだ。凄いことになるだろうとは思っていたけど、周囲の反応は僕の想像をはるかに超えていたよ。とにかく勝つことで全ては変わるんだ」

 自分にとって「唯一欠けていたもの」を手にしたメッシ。となれば、必然的に“引退”の2文字もよぎるのではないかと思えるが、「僕はサッカーを辞めるつもりはない。人生を通して、ずっとやってきたんだ」と語るクラックは、こう続ける。

「もちろん全てが終わってしまうかもしれないというちょっとした不安はあるよ。そもそもヨーロッパを離れて、アメリカに来ることも難しい一歩だった。ただ、世界チャンピオンになったことが大きな助けになったし、物事を違う角度から見ることもできるようになった。今は余計なことは考えず、楽しもうと思っている。もうプレーすることがなくなったら寂しくなるとわかっているから、些細なことも楽しんでいるよ」

 来る6月20日(現地時間)には、南米の覇権を争うコパ・アメリカが始まる。連覇の懸かった今大会もエースとして出場するメッシは、ふたたび快哉を叫べるか。キャリアの晩年を謳歌するナンバー10に注目である。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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