MotoGPカタルーニャGPプレビュー:中上はMoto2で表彰台経験あり。コース再舗装とレイアウト変更の攻略が鍵

6月14日(木)12時52分 AUTOSPORT web

 今週末、スペインのバルセロナ・カタルーニャサーキットでMotoGP第7戦カタルーニャGPが開催される。


 カタルーニャGPの舞台となるバルセロナ・カタルーニャサーキットは、スペインのバルセロナ郊外にある。オープンは1991年、二輪の世界グランプリは1992年に初開催され、1995年以降はカタルーニャGPとして毎年開催されている。


 バルセロナ・カタルーニャサーキットは今年、コースの全面再舗装と、旧12コーナーのグラベルゾーンを拡張する工事を行なった。2016年に旧12コーナーで起こったルイス・サロムのアクシデント以降、安全対策のためシケインの使用やコースレイアウトの変更が行なわれてきたが、今回の工事により、二輪の世界グランプリで使用されるコースは全長4.627kmとなり、コーナー数も左コーナー6、右コーナー8の計14コーナーとなった。


 フランスGP直後には舗装後の路面とレイアウトの確認のため、9チーム18名のMotoGPレギュラーライダーとワイルドカード参戦予定の2名のテストライダーによりテストが実施された。


 カタルーニャは回り込んだコーナーが多く、コーナリングスピードを上げることができるかがカギを握るコースレイアウトとなっており、タイヤに厳しいコースでもある。勝負所はメインストレートから1コーナーへのブレーキング、バックストレッチエンドのブレーキング。特に最終ラップまでトップ争いが展開された場合は、このバックストレッチのブレーキング競争が勝敗を分けることが多い。


 昨年のMotoGPクラスではダニ・ペドロサ(ホンダ)がポールポジションを獲得。決勝ではアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が優勝、マルク・マルケス(ホンダ)が2位、ペドロサが3位に入賞した。


 Moto2クラスではアレックス・マルケス(カレックス)がポール・トゥ・ウインを達成。2位にトーマス・ルティ(カレックス)、3位にミゲール・オリベイラ(KTM)が入賞。


 Moto3クラスではホルヘ・マルティン(ホンダ)がポールポジションを獲得。決勝ではジョアン・ミル(ホンダ)が優勝、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)が2位、マルティンが3位に入賞した。


 MotoGPクラスでは、前戦イタリアGPで転倒リタイアに終わり、今季2度目のノーポイントレースを喫してしまったマルク・マルケス(ホンダ)がランキングトップをキープして、ホームレースのカタルーニャGPに挑む。マルケスはカタルーニャでは2014年に1勝を記録、2013年に3位入賞、2016年と昨年は2位入賞と過去5年で4回表彰台を獲得している。


 フランスGP、イタリアGPと2戦連続で3位入賞を果たしたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がランキング2位に浮上。トップのマルケスとは23ポイント差。ロッシはカタルーニャでは2016年に優勝、2014年、2015年に2位表彰台に立った経験を持ち、昨年は8位に入賞している。


 マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)はロッシと5ポイント差のランキング3位に後退。ビニャーレスはここまでの全戦でポイントを獲得しているものの、表彰台獲得はアメリカズGPのみに止まり、スペインGP以降の3戦は表彰台争いに加われずにいる。ビニャーレスは2016年の4位入賞がカタルーニャのベストリザルト。


 アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は前戦イタリアGPで今季2度目の表彰台となる2位に入賞。ビニャーレスとは1ポイント差のランキング4位に浮上した。ドヴィツィオーゾは昨年のカタルーニャGPのウイナー。


 ヨハン・ザルコ(ヤマハ)がドヴィツィオーゾと2ポイント差のランキング5位に続く。ザルコはMoto2時代のカタルーニャでは2015年、2016年とポール・トゥ・ウインを達成。MotoGP1年目の昨年は5位に入賞している。


 来季からのドゥカティワークス入りが決まったダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は、ザルコと1ポイント差のランキング6位。アンドレア・イアンノーネ(スズキ)がペトルッチと3ポイント差のランキング7位、カル・クラッチロー(ホンダ)がイアンノーネと4ポイント差のランキング8位と、ランキング2位以下のポイント差は僅差で、レースごとに順位が入れ替わる状況にある。ジャック・ミラー(ドゥカティ)は前戦イタリアGPでノーポイントに終わり、ランキング6位から10位に後退。


 イタリアGPでドゥカティ移籍後初優勝を飾ったホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が、ランキング14位から一気にランキング10位に躍進した。カタルーニャでは2013年、2015年に優勝を経験している。


 中上貴晶(ホンダ)は前戦イタリアGPではダニ・ペドロサ(ホンダ)に巻き込まれて転倒し、ノーポイントに終わり、ランキング19位。カタルーニャではMoto2時代の2016年に3位に入賞した経験を持っており、上位入賞の期待が高い。


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