【ブログ】トラムのレール上を駆け抜けるマシンたち/ふとりカメラマンのフォーミュラEスイスE-Prixルポ

6月14日(木)17時2分 AUTOSPORT web

 2018/19年からニッサンがワークス参戦を表明し、日本でも注目が集まっているフォーミュラE。このレースを2014/15年の初年度からフォローしている数少ない日本人カメラマン、太(ふとり)カメラマンが6月10日(日)の2017/18年第10戦スイスE-Prixに潜入。そのルポをお届けします。


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皆様、こんにちは!


ヨーロッパラウンド最終戦となるフォーミュラE第10戦は、フォーミュラE初開催となるスイス・チューリッヒ。


1955年のル・マン24時間レースでの事故をきっかけに、モータースポーツが禁止されていたスイスでレースイベントが開催されるのは、なんと64年ぶりです。


フォーミュラEのタイトルスポンサーである『ABB』や、グローバル・パートナーである『Julius Bär(ジュリアス・ベア)』はチューリッヒに本社があり、このイベントに掛ける力の入れようが半端ありません!


長い時間、モータースポーツ開催を待ち望んでいた人々が多く詰めかけるチューリッヒから現地情報をお伝えします!


 

 

チューリッヒまでは、東京から直行便が就航しており、チューリッヒ空港から市内までは鉄道で20分弱と非常にアクセスが良い街です。


こちら、チューリッヒ中央駅です。


ヨーロッパ諸国から鉄道が到着し、駅前にはトラムの駅があります。



駅近くにはヒューゴ・ボス(ドイツのファッションブランド)の広告がありました。ルーカス・ディ・グラッシさん、髭がありませんね。



街の中心にはトラムが張り巡らされており、移動にはとても便利です。


架線が多くなりますが・・・。




チューリッヒ中央駅前から、美しい風景を楽しむことができます。



川にかかる橋には、カップル達がいろいろな想いを込めた鍵を掛けていきます。


中には変わった鍵もあります。



チューヒッリ湖に向かって歩きます。




クルーザーで湖を楽しむことができます。



レース会場は、クルーザー乗場の右手の公園を通り抜けたところに、チューリッヒE-Prixの舞台となるコースが設営されます。


チューリッヒ中央駅からトラムでわずか10分で到着するような街のど真ん中で開催されました。


以前、東京駅近くでフォーミュラEのデモランが開催されましたが、ここでのレースは日本で言えば皇居周辺や銀座あたりでレースするイメージでしょうか。


ピットガレージすぐ裏には、チューリッヒ湖の美しい景色が広がっています。



そんな中、ニコラス・プロストさんがファンにサイン!



今回のレースデーは日曜日。


午前中もコース設営が行われています。


スタート/フィニッシュ地点のVIPスタンドやピットガレージなど建物には木が使われていました。



今回のピットレーンは、とにかく狭い! 車検に行くのも一苦労です。



パーツやタイヤの置き場にも困りますね。



DSヴァージンのガレージでは、メカニックが反復横跳び?!



ではなく、滑りやすい石畳の上にシートを貼って、マシン乗換え時の滑り止め加工です。


そのやり方はチームによって異なっていました。


NIOのピットでは、その作業を大人数で!


まずは、掃除機でシートを貼る石畳の上の埃などを吸い取ります。“ヘンリーくん”大活躍!


シートに熱を加えながら、トントン叩いて貼っていきます。チームワークが素晴らしい!




先程のDSヴァージンでは、おひとりで作業でしょうか?


こちらはシートを貼る方向を分けて、貼っています。


ピットに入ってきたマシンを止める場所にはシートを横に貼り、ピットアウトするマシン側にはシートを縦に貼っていました。



テチータは、全面貼りです。これも戦略でしょうか?



アンドレ・ロッテラーさん、日本から来たファンにもらった“チーター”をガレージ内にぶら下げていました。


話をしている手前の方は、ペドロ・デ・ラ・ロサさんです。



お昼近くになるとガレージに強い日差しが差し込みます。




ピットガレージ2階には、VIPスタンドが設置されていますが、その恩恵を受けたチームががありました。


DSヴァージンとドラゴンのガレージは完全に日陰です。



すでに来シーズンマシンでテストをしたフェリペ・マッサさん、レースデー前日に記者会見を行いました。


これまでキャリアを積んできたF1とのスピードが違うことに対しては、接近戦でバトルができるのが楽しみとコメント。


F1で11勝を挙げたマッサさんが、フォーミュラEでどう戦っていくのかが楽しみです。



誕生から今年で70周年を迎えたポルシェが、フォーミュラEのレースイベントに初めてブースを出していました。


同社初の電動スポーツカー“Mission E”として展示されていましたが、モデル名が“TAYCAN(タイカン)”に決まりました。


一方、フォーミュラEに参戦するのは2019-2020のシーズン6からですね。こちらも待ち遠しい!



さて、チューリッヒE-Prixのコースは、2本の長いストレートに、連続する90度ターン、シケイン、そしてヘアピンコーナーを組み合わせたレイアウト。


何と言っても一番の特徴は、走行路面にトラムのレールがあることではないでしょうか。




毎回恒例となった1コーナー争奪戦ですが、今回はいつもより早く1時間半前には到着。


いつもより過激になっていましたが、なんとかスタート後の1コーナーを撮る事ができました。



オーバーテイクが少なく、ドライブスルーペナルティー祭りで順位が変動しハラハラしました。


ファーステストラップは、日本でお馴染みのロッテラーさん!



ジェローム・ダンブロジオさん、久しぶりの3位表彰台です!



すっかり定着した? 国旗をマントにして表彰台セレモニーです。


ディ・グラッシさん、ようやく勝ちました!


待ち望んでいた今季初勝利です!



サム・バードさん、確実に2位表彰台を獲得!


ドライバーズランキング首位のジャン・エリック・ベルニュさんとの差を23ポイントとし、チャンピオンの可能性を残しました!



いよいよフォーミュラE シーズン4 決戦の都市ニューヨークへ!


ここで今シーズンのチャンピオンが決定します!


開幕戦の香港に続き、2度目となるダブルヘッダー開催となり、緊張感が一気に高まります。


一体、どんな結末になるのか非常に楽しみですね!


それでは、皆様チューリッヒからお別れです。


チャオ!


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