巨人・鍬原、初勝利記念球は母に「次はお母さんの前で勝てるように頑張ります」

6月14日(木)22時8分 スポーツニッポン

<ソ・巨>プロ初勝利の鍬原(右)は高橋監督の祝福を受ける(撮影・荻原 浩人)

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 ◇交流戦 巨人6—4ソフトバンク(2018年6月14日 ヤフオクD)

 巨人のドラフト1位ルーキー、鍬原(くわはら)拓也投手(22=中大)が14日、敵地のヤフオクドームで行われたソフトバンクとの交流戦で待望のプロ初勝利をマークした。

 2本塁打を打たれ、6回途中4失点で降板しながらも打線の援護とリリーフ陣の踏ん張りにも助けられ、登板3試合目での待ちに待った初勝利。笑顔でヒーローインタビューに臨んだルーキーは、開口一番「本当に先輩方が勝たせてくれた勝利だと思っています」とチームメートに感謝した。

 1軍初登板となった5月31日の日本ハム戦(東京D)では5回3失点で敗戦投手となり、6月7日の前回登板(東京D)は楽天打線に7回4失点で勝敗つかず。7奪三振、9奪三振と三振の山は築いたものの勝利には恵まれなかった。

 「四球からの失点というのをなくしていかないといけない。強気にいこうと思った」と心に刻んで臨んだ3度目の1軍マウンド。巨人打線はルーキーに勝たせるべく、まずは中大の先輩にあたる阿部が2回に右翼スタンドへ5号ソロを放って先制点で援護した。だが、鍬原はその裏、連続三振で2死を取ってから上林に一、二塁間へ打たれ、これを一塁手の岡本が横っ跳びで好捕したものの自身の一塁ベースカバーが遅れてセーフ。続く松田に投じた初球の真ん中スライダーを左翼スタンドへ運ばれての逆転2ランを浴びた。

 その後も点の取り合いとなるシーソーゲーム。6回には坂本勇の勝ち越し9号ソロなどで2点リードを奪ったが、鍬原はその裏、2死走者なしから低めのシンカーを上林に右翼スタンドへ運ばれ、5—4と1点差に詰められた。そして、ここで交代。だが、後を受けた沢村、マシソンが力投すると、9回には坂本勇の適時打で貴重な追加点を挙げ、最後は守護神・カミネロがピシャリと抑えて逃げ切った。坂本勇ら守備陣の好守も光った。

 「僕が勝てたというより、勝たせてもらった。次は僕が勝たせてあげるような投球をしたい」と鍬原。記念のウイニングボールを握りしめ「やっと勝てたなって」としみじみ口にすると、記念球は「お母さんにあげたいと思います」と照れ笑い。母が見守った初登板では敗戦投手になっただけに「お母さんの前で勝てなかったですけど、しっかり勝ったよと連絡しようと思います。次はお母さんの前で勝てるように頑張りますと言いたい」と孝行息子の顔をのぞかせた。

スポーツニッポン

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