鷲見玲奈アナがド緊張した会見「あんなに挙手したの小学校以来かも」

6月14日(金)6時57分 Sportiva

鷲見玲奈インタビュー 前編

 テレビ東京の『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』(月〜金・夜11:58〜、土曜・夜11:00〜、日曜夜10:54〜)や『家、ついて行っていいですか?』(水曜・夜9:00〜)、『卓球ジャパン』(BSテレ東 土曜・夜10:00〜)など人気番組に出演している鷲見玲奈アナウンサー。2013年に入社してから今年で7年目。今やテレビ東京を代表するアナウンサーとして、お茶の間の多くの視聴者たちに認知され、その明るいキャラクターなどで好評を博している。そんな鷲見さんには今回、『SPORTSウォッチャー』(水・土担当)などの仕事についてや、気になるプライベート(後編で!)についてなど話を聞かせてもらった。


終始笑顔でインタビューに答えてくれた鷲見玲奈さん

—— 『SPORTSウォッチャー』は番組開始時(2016年4月)から出演されていますが、自身の成長を感じられることはありますか。

鷲見 最初はすごく緊張していて、”うまく言わなきゃ”という思いが強かったんですが、徐々に(ゲストやコメンテーターから)”どんな話を引き出していこう”とか考えるようになりましたね。それに、制作陣の考え方や意図なども気にするようになりました。

—— 鷲見さん自身、スポーツの経験はありますか。

鷲見 サッカーをやっていました。幼稚園から始めて、小学校6年間と中学1年生の途中まで。小学校6年生の時はチームのキャプテンもやって、(岐阜)県大会を優勝して、全国大会に出場しました。2002年の日韓ワールドカップのときが6年生で、日本中がサッカーに熱狂していた時にやっていたので、サッカーに対する想いは強いですね。

—— 憧れていた選手はいましたか。

鷲見 当時は、テレビで見られるのは男子サッカーがほとんどだったので…定番かもしれませんが、中村俊輔選手ですね。

—— ポジションはどこですか。

鷲見 フォワードとミッドフィルダーでした。当時は、プロの選手と比べて自分がどうこうとかはなくて、単純に自分がプレーするのが好きで続けていたという感じです。プロを目指すとかそんなこともなかったですし。「女子でサッカーをやっているの、珍しいね」とは、よく言われてました。中学校に進学してサッカー部に入ろうとしたんですけど、顧問の先生から「女子は入れない」と言われてあきらめた時に、”さまざまなポーツに光を当てていきたい”という想いが生まれて、アナウンサーを志したというのもあります。

—— 「SPORTSウォッチャー」の特長・魅力を教えてください。

鷲見 「Humanウォッチャー」は番組の特長のひとつですね。毎回、今日はどんな人の(人生)ドラマが見られるんだろう、というのは私自身、とても楽しみにしています。あとは、ひとつひとつのニュースで言うと、平日は特に、『SPORTSウォッチャー』のディレクターがどんなところに目をつけているかというのにも注目してもらいたいです。他局と同じことをやっていてもダメだという話はスタッフとよくしているので、いかに独自の着眼点、切り口を作っていくかというのが、毎回ディレクターが心掛けていることなんじゃないかなと思います。




—— こういう人物を深掘り取材したいとか、こういうテーマでやってみたいと思う企画はありますか。

鷲見 若い選手で今後オリンピックに出てくるような能力のある選手は間違いなくいます。以前、番組で取り上げましたけど、卓球の張本智和選手の妹の美和さんや卓球でもう一人、張本くんの次の世代で来ると言われている松島輝空(そら)くんとか。彼は今6年生なんですが、1年生の時から取材しているので、そういった選手の軌跡とか、ずっと取材してきたからこそ出せるものがあると思うので、そういうのを出せたらいいなというのはありますね。

—— Tリーグや世界卓球などの取材をされていて、卓球はくわしいですね。

鷲見 どんどんのめり込んでいます。スタジオで卓球特集の話をする時に、事前の打ち合わせでは「ここはもっとこういうふうにしたらいいと思います」と意見を言わせてもらったり。ディレクターさんや作家さんから「これってどうなんだっけ?」とか「この選手はどうなの?」って、聞いてもらえるのもちょっとうれしいです。

—— 信頼されているというか、勉強していると認められているんですね。

鷲見 そう思ってもらえているなら、うれしいですね。他の競技ももっと頑張らなきゃいけないなとも思います。

—— 「Humanウォッチャー」では選手の深掘り取材をされていますが、鷲見さん自身の意外な一面を教えてください。

鷲見 世間のイメージ、どんな感じなんですかね、私(笑)。以前、ある週刊誌さんの取材で「意外とガツガツしてないねって言われるんですよ」という話をしたら、それが「私、意外とガツガツしないんです」というふうに大きめに書いてあって。それを取材先で張本智和選手から「ガツガツしてないんですね」ってイジられました。




—— 張本選手的には、ガツガツ質問してくるイメージなんでしょうか。

鷲見 でも、仕事だったらいかなきゃいけない時はそうしなきゃいけないので。もちろん、選手との距離感は大切ですし、いき過ぎない、ということは気をつけています。

—— 悩みごとはあったりしますか。そういうところに意外な一面があるのかなと思ったのですが。

鷲見 すごく気にしいですね。ちょっと何か言われたことに対してすごく傷ついたりします。あとは、顔をじっと見てしまいます。「今、嫌なこと言ったな」っていう(相手の)表情を見て、「この人、もしかしたら私のことあんまり好きじゃないのかも」と勝手に妄想して、わーってマイナス思考になったりする時はありますね。私、基本的に人が好きなので、みんなと仲良くしたいんです。

—— 『SPORTSウォッチャー』に限らず、印象深かった取材はありますか。

鷲見 最初に選手インタビューをさせていただいたのが、先輩(アナウンサー)の水原恵理さんに連れていっていただいたサッカーの試合で、小野伸二選手だったんです。

—— いきなりレジェンドですね。

鷲見 最初のインタビューが小野選手、というのは衝撃的でした。あまりの緊張で、何を聞いたのかも忘れてしまいました。でも、感動しました。アナウンサーになったら、こういう選手にインタビューさせてもらえるんだって。今年の3月にイチロー選手の引退会見がありましたけど、あの会見も緊張しました。スタッフさんから「これについて聞いてほしい」という話があったんですけど、それをどのタイミングでどういうふうに聞いたらいいんだろうというのは、ものすごく考えましたし。心臓の音が(自分の耳で)聞こえそうでした。

—— 最初のほうに質問されていましたよね。

鷲見 3番目でした。あんなに会見で長く話を聞けると思っていなかったので、早く聞かないと質問を締め切られちゃうと思って。すっごく挙手して(司会の方に)アピールしました。あんな挙手したの、たぶん小学校以来かもしれないです(笑)。

—— 仕事(取材)をしていて感動したことはありますか。

鷲見 平昌オリンピックの羽生結弦選手の演技は、感動というか、本当にこの場にいられてよかった、と思いました。アナウンサーになってよかったなと感じた瞬間でもありましたし、この姿をきちんと伝えていかないとな、とも思いました。あとは、この前「Humanウォッチャー」で高校野球の取材に行ってきたんですけれども、その時に、選手のみなさんが私にサプライズをしてくれたんです。それには感動しましたね。これは、高校野球のシーズン、夏の高校野球の時期にオンエアすると思うんですけど。こういう出会いは大切にしていきたいと思いました。あと、世界卓球の舞台も毎回感動します。いろんな人のいろんなドラマがありますし。




—— 仕事をする上で失敗はあると思いますが、どうやってリフレッシュしますか。

鷲見 先輩や友達に話を聞いてもらいます。でも、自分で失敗したのをわかっている時に人からそのことを指摘されると余計へこむじゃないですか。だから、仕事に全然関係ない友達に聞いてもらったりします。「こういうことがあって…」みたいな。

—— よろしければ、具体的な失敗エピソードを教えてください。

鷲見 取材の現場ではないのですが、「SPORTSウォッチャー」のオンエア中の失敗はあります。2年前のことなんですが、急遽VTRが出なくなってしまって。平日(の放送)だったので(出演者が)私ひとりだけだったんですよ。急にカメラの前に立って、「何かしゃべって」みたいな状況になって。流れるはずだったVTRの原稿が手元にあったので慌ててそれを要約しながら伝えていこうと思ったら、やっぱりVTRが出せるってなって。それで、急遽VTRを出したんですけど、不測の事態ゆえにかみ合わず、全部がごちゃごちゃになってしまって。フリートークしなくてはいけないなんて想定をまったくしていなかったので、アワアワしてしどろもどろに…。たぶん1分ぐらいだったのかな。あれはきつかったですね。

—— 今なら同じ状況になっても大丈夫ですか。

鷲見 今あったとしてもきついですね。テレビを見ていた先輩や、当時番組を担当していたディレクターさんからは「ほんとよく頑張ってくれた。お疲れさま」と言ってもらえたんですけど、見ていた視聴者の方は単純に私の失敗としか見えないので。放送後、厳しいご意見もいただきました。アナウンサーというのは最終的にテレビに出てアンカーとしてお伝えしていく役割なので、不測の事態であったとしても、全部アナウンサーが背負わなきゃいけないという部分はあるんです。そういう、どんな場面も想定して何か準備をしていかないとダメなんだなっていうのはその時、感じました。なので、放送でバタバタしていて、もし何かVTRが流れなくなって30秒、1分とつながなきゃいけないとなった時には、これを話そうというのは決めて出演するようにしています。

—— 経験が生かされているんですね。

鷲見 でも、もう起きてほしくないですね(笑)。

Profile
すみ・れいな。90年5月12日生まれ。岐阜県出身。血液型:B型。
趣味:お菓子づくり、お酒を飲むこと。特技:詩吟、ダンス。
好きなもの:動物、子ども、自然。
嫌いなもの:お化け屋敷、ホラー映画。

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