町田が横浜FMに逆転勝利! 宮市亮の先制点許すも…下田北斗の直接FK弾など3発

2024年6月15日(土)17時59分 サッカーキング

横浜FM戦で同点ゴールを挙げた町田DF昌子源 [写真]=清原茂樹

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 2024明治安田J1リーグ第18節が15日に行われ、横浜F・マリノスとFC町田ゼルビアが対戦した。

 J1リーグが2週間ぶりに再開し、過密日程が続く横浜FMが、首位町田を『日産スタジアム』に迎えた。ともに2試合ぶりのリーグ戦白星を目指す一戦。まずは9分に町田が横浜FMのゴールを脅かす。平河悠がキレのあるドリブルで左サイドを切り裂き、ペナルティエリアで左足を振り抜く。ニアハイのゴール左上を狙ったが、シュートは惜しくもポストに阻まれた。

 試合の均衡が破れたのは14分、横浜FMが先制に成功する。ペナルティエリア内で渡辺皓太がルーズボールをつなぎ、ペナルティエリア左で受け取った宮市亮が右足一閃。狙い澄ましたコントロールショットをゴール右隅へと突き刺した。

 1点を取り返すべく押し込む町田は、44分に得意のセットプレーで試合を振り出しに戻す。右サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、下田北斗が送ったボールに反応した平河悠のシュートはミスヒット。それでも、昌子源がこぼれ球に素早く反応して流し込んだ。試合は1−1で折り返す。

 57分、町田が逆転に成功する。敵陣でのルーズボール回収から速攻に転じ、平河のスルーパスに抜け出したバスケス・バイロンは、ペナルティエリア右から左足アウトサイドを使ってクロスを送る。ゴール前に飛び込んだ藤尾翔太がワンタッチで合わせて押し込んだ。

 さらに61分、町田が追加点を獲得する。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。キッカーの下田が直接ゴール右上に叩き込んだ。

 苦しい展開となった横浜FMは81分に決定機。松原健が放ったシュートが相手DFにブロックされると、天野純がこぼれ球に反応してゴールネットを揺らした。しかし、ボールの近くにいた植中朝日が相手DFのシャツを引っ張って守備を妨害したとして、主審のオンフィールドレビューによって得点は取り消された。

 試合はこのまま終了し、横浜FMはリーグ戦2試合連続の逆転負け、町田はリーグ戦2試合ぶりの白星となった。横浜FMの次戦は19日に行われ、J1第13節延期分でサンフレッチェ広島をホームに迎える。町田は次節、22日にホームでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 1−3 FC町田ゼルビア

【得点者】
1−0 14分 宮市亮(横浜FM)
1−1 43分 昌子源(町田)
1−2 57分 藤尾翔太(町田)
1−3 61分 下田北斗(町田)


【ゴール動画】横浜FM・宮市亮が狙い澄ました一撃で先制弾 町田・下田北斗はお返しの直接FK弾

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