救急搬送から2日…DeNA 大和が11回V打 4時間32分にケリ

6月15日(金)7時48分 スポーツニッポン

11回1死二、三塁で大和は勝ち越し2点適時打を放つ(撮影・森沢裕)

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 ◇交流戦 DeNA4—1ロッテ(2018年6月14日 ZOZOマリン)

(  4時間32分死闘にケリ/) 不屈の精神で勝利をもたらした。1—1の延長11回1死二、三塁。DeNA・大和は田中の149キロ直球を中前にはじき返した。「みんながつないでくれたチャンス」。決勝の2点打で4時間32分の死闘に決着をつけた。

 この場所でヒーローインタビューを受けるとは思わなかった。12日の試合前練習中に佐野の放った打球が後頭部に当たり、ZOZOマリンから救急車で緊急搬送された。翌13日には横浜市内で再検査。打撲の診断で、脳振とうの心配はなく、試合には出なかったもののベンチ入りした。

 この日は3試合ぶりの先発で、5回無死満塁の場面は右飛に終わった。「最初のチャンスに打てなかったから」と気合を入れて試合を決めた。ラミレス監督も「彼はタフでファイティングスピリットがある。私だったらまだ病院のベットにいるはずだ」と話し、“大和魂”に舌を巻いた。

 不可抗力とはいえ、打球を当てた佐野への気遣いも忘れない。13日の試合で佐野が一発を放つと、大和は「うれしかった。昨日から引きずっていたから」と後輩の活躍に喜びを隠さなかった。患部の腫れも引き、治療も必要ないほどに回復した。

 大和は「ケガ人はみんなでカバーすればいい」と言った。腰痛の梶谷、右太腿裏痛のロペスに続いて、ソトが体調不良で出場選手登録を抹消された。チームも2連敗中だった。野手15人中14人を使った総力戦を制し、3位浮上。大和の心意気が、その原動力だ。 (君島 圭介)

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