クビアト、カナダGPの結果を励みに初のF1フランスGPに挑む。「できるだけ早くコースについて学びたい」

2019年6月18日(火)14時38分 AUTOSPORT web

 F1第7戦カナダGPで入賞したクビアトは、スペインGP・モナコGPに続いて3戦連続でトップ10フィニッシュを飾ったことになる。そうしたパフォーマンスから得た励みを胸に彼は今週末に開催される第8戦フランスGPへ向かうようだ。


「ポール・リカール・サーキットをF1マシンで初めて走行するのを楽しみにしている。前回のモントリオールでのレースよりも優れたパフォーマンスを発揮できるだろうと思うよ」とクビアトは語った。


「僕たちはカナダについては長期的な視点で見ている。最大レベルの競争力を出せていなかったことは確かだ。だから賢明にレースをまとめ上げなければならなかった」


「ポイント圏内に残るためにとても激しい戦いをして、最後にはポイントを獲得することができた」


「終盤の周回ではマクラーレンをオーバーテイクするのに本当に激しくプッシュした。マシンからすべての力を絞り出したよ」


「ヨーロッパでの過密な連戦を始めるところだから、たった1ポイントでも、チームの自信は高まると思う」


 ポール・リカール・サーキットは、クビアトがほとんど慣れていないコースであり、25歳の彼にとっては厳しい試練となり得るだろう。


「以前にポール・リカールでレースをしたことはある。でも随分前のことだ。2011年のフォーミュラ・ルノー・ユーロカップでのことだね」


「1回は2位につけ、他には3位になったこともある。当時のレイアウトは今とおおよそ同じだと思うけど、コーナーが1カ所違っていた」


「時間が経っているからコースのことはあまり覚えていない。それにフォーミュラ・ルノーはF1マシンとは大違いだからね」


「もちろんシミュレーターでこのコースを走行したことはある。でも金曜日にコースに出て、できるだけ早くコースについて学びたいと願っているよ」


「ポール・リカールは高速コースで、カナダのようにストレートでのスピードは重要だが、高速コーナーや難易度の高いセクションも多くある」


「だからコースに合わせてパッケージを最適化し、最大の性能を引き出すように努めるよ。最近の数戦でそうしているようにね」


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