ボーンマス、オニール監督を電撃解任…前ラージョ指揮官のイラオラ氏が新監督に就任!

2023年6月19日(月)23時35分 サッカーキング

ボーンマスがイラオラ新監督の就任を発表 [写真]=Getty Images

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 ボーンマスは19日、ギャリー・オニール監督の解任と、アンドニ・イラオラ氏の新指揮官就任を発表した。イラオラ新監督との契約は2025年6月30日までの2年間となる。

 現在40歳のオニール氏は、2021年2月にボーンマスのアシスタントコーチに就任。昨年8月には、成績不振に伴い解任されたスコット・パーカー前監督の後任として暫定指揮官に昇格した。就任時点で1勝3敗・2得点16失点で17位に低迷していたチームを立て直し、指揮した34試合を10勝6分18敗の成績で終え、勝ち点「36」を獲得。最終的には15位でチームをプレミアリーグ残留に導いた。

 オニール氏の解任を受け、ボーンマスの会長兼オーナーであるビル・フォーリー氏は、クラブの公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「昨シーズンのギャリーの功績に対し、私は大いに感謝している。この決断は難しいものだったが、来シーズンに向けて最高のポジションを確保するため、熟慮の末に下したものだ。クラブとしては、長期的な成功のための計画を立てており、とりわけ最新鋭のトレーニング施設の開発や、スタジアムのアップグレードに関する継続的な議論など、現在はインフラの整備を進めているところである」

「また、今夏の移籍市場に向けては、多くの重要なターゲットを特定している。この方向転換が私たちに最高の土台を提供するものであると信じている。ギャリーは監督として長いキャリアを歩むだろう。しかし、今この瞬間、このフットボールクラブにとっては変化が最大の利益であると感じている。ギャリーに感謝の意を表し、彼の今後の活躍を祈っている」

 新監督に就任したイラオラ氏はスペイン出身の40歳。2017年1月の現役引退後に指導者に転身し、AEKラルナカ(キプロス)とミランデス(スペイン2部)の監督を歴任。2020年夏にラージョ・バジェカーノの指揮官に就任すると、初年度には昇格プレーオフを経て、チームを3シーズンぶりのラ・リーガ復帰へ導いた。翌2021−22シーズンにはコパ・デル・レイ(国王杯)でベスト4に進出。ラ・リーガでは2年連続で12位という成績を残している。

 フォーリー氏はイラオラ新監督の招へいに際して、次のようにコメントしている。

「アンドニを迎え入れることができて非常に興奮している。スペインでの契約が今夏に満了となることから、我々は迅速に行動したいと考えていた。彼の指向するスタイルが、今回の決定における重要な要素となった。スペインでの彼の実績は印象的であり、このクラブの次の章をリードするのに適した人物だと考えている」

「我々は移籍市場で多くのターゲットを特定しており、1月の補強と合わせて強力なスカッドを構築する。アンドニにプレミアリーグでの地位を確固たるものにし、そして前進し続けるための最高のチャンスを与えることになるだろう」

サッカーキング

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