トルコ代表、“至宝”ギュレルが豪快ミドル! ゴラッソ2発&カウンター1発でジョージア代表を撃破
2024年6月19日(水)3時2分 サッカーキング
EURO2024・グループF第1節が18日に行われ、トルコ代表とジョージア代表が対戦した。
EURO2024予選でグループDに入ったトルコ代表は、クロアチア代表やウェールズ代表と同居しながら首位で本大会出場権を獲得。しかし、直近は親善試合も含めて5戦未勝利と苦しんでおり、大きな不安を抱えたなかで開幕を迎えている。指揮官を務めるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ハカン・チャルハノールやアルダ・ギュレルなどを先発に起用。白星で浮上のきっかけを掴みたいところだ。
対するは、予選プレーオフを勝ち抜いて初のEURO出場を決めたジョージア代表。近年に入り急速に力を増している同国代表は、主要な国際大会への初挑戦となる、なかでも育成年代で結果を示した若手選手の成長が著しく、この一戦でもフヴィチャ・クヴァラツヘリアやギオルギ・ママルダシュヴィリらをスターティングメンバーに選出。ウィリー・サニョル監督の下で歴史的な1勝を目指す。
試合は、立ち上がりの10分にトルコ代表がビッグチャンスを作り出す。相手のゴールキックをカットして素早く前線に運び、ケナン・ユルディズのパスに抜け出したオルクン・コクチュが、ボックス内左から折り返しを送る。一度はDFに防がれるが、こぼれ球を拾ったユルディズがボックス手前のカーン・アイハンに繋ぎ、ダイレクトで右足を振り抜きシュート。だが、低くコントロールされたボールは左ポストに直撃した。
すると、25分にトルコ代表がスコアを動かす。ポゼッションでジョージア代表を押し込みながら左サイドに展開し、コクチュのパスからフェルディ・カディオグルがポケットに侵入。左足で蹴り入れたクロスはヘディングでクリアされたものの、ボールはペナルティエリア手前で待ち受けるメルト・ミュルドゥルのもとへ。浮き球をダイレクトで叩いた豪快なミドルは鮮やかにゴールへと吸い込まれ、トルコ代表が先制に成功した。
勢いに乗るトルコ代表は、27分にユルディズがネットを揺らすが、判定はオフサイドでゴールが取り消しに。そんななか、直後の32分にジョージア代表のオタル・カカバーゼが敵陣右サイドでボールを持つと、ボックス右角でパスを受けたギオルギ・コチョラシュヴィリが細いタッチでDFを突破。鋭いフェイントからクロスを送り、ニアサイドで合わせたゲオルゲス・ミカウターゼが流し込んで同点弾を挙げた。
ゲームは振り出しに戻されたが、65分に“トルコの至宝”が輝きを放つ。左サイドからのクロスをバルシュ・ユルマズがワンタッチで折り返すが、パスを受けたギュレルがボールをロスト。しかし、すぐさまチーム全体でプレスをかけて敵陣深くで奪回すると、フリーの状況でドリブルを開始したギュレルが左足でシュートを放つ。ペナルティエリア外から狙った一撃はゴール左上に一直線。圧巻のゴラッソでトルコ代表が再びリードを奪い返した。
70分には、華麗なパスワークと繊細なタッチにより、ジョージア代表のコチョラシュヴィリが決定機を迎えるが、放ったシュートは無常にもクロスバーにヒットする。さらに、後半アディショナルタイムにはGKママルダシュヴィリも前線に上がってゴールを狙ったが、逆にコーナーキックのカウンターから無人のゴールに流し込まれ痛恨の被弾。試合はそのまま終了し、3−1で勝利したトルコ代表が白星発進を飾った。次節は22日に行われ、トルコ代表はポルトガル代表と対戦。ジョージア代表はチェコ代表とそれぞれ対戦する。
【スコア】
トルコ代表 3−1 ジョージア代表
【得点者】
1−0 25分 メルト・ミュルドゥル(トルコ代表)
1−1 32分 ゲオルゲス・ミカウターゼ(ジョージア代表)
2−1 65分 アルダ・ギュレル(トルコ代表)
3−1 90+7分 ケレム・アクトゥルコール(トルコ代表)
EURO2024予選でグループDに入ったトルコ代表は、クロアチア代表やウェールズ代表と同居しながら首位で本大会出場権を獲得。しかし、直近は親善試合も含めて5戦未勝利と苦しんでおり、大きな不安を抱えたなかで開幕を迎えている。指揮官を務めるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ハカン・チャルハノールやアルダ・ギュレルなどを先発に起用。白星で浮上のきっかけを掴みたいところだ。
対するは、予選プレーオフを勝ち抜いて初のEURO出場を決めたジョージア代表。近年に入り急速に力を増している同国代表は、主要な国際大会への初挑戦となる、なかでも育成年代で結果を示した若手選手の成長が著しく、この一戦でもフヴィチャ・クヴァラツヘリアやギオルギ・ママルダシュヴィリらをスターティングメンバーに選出。ウィリー・サニョル監督の下で歴史的な1勝を目指す。
試合は、立ち上がりの10分にトルコ代表がビッグチャンスを作り出す。相手のゴールキックをカットして素早く前線に運び、ケナン・ユルディズのパスに抜け出したオルクン・コクチュが、ボックス内左から折り返しを送る。一度はDFに防がれるが、こぼれ球を拾ったユルディズがボックス手前のカーン・アイハンに繋ぎ、ダイレクトで右足を振り抜きシュート。だが、低くコントロールされたボールは左ポストに直撃した。
すると、25分にトルコ代表がスコアを動かす。ポゼッションでジョージア代表を押し込みながら左サイドに展開し、コクチュのパスからフェルディ・カディオグルがポケットに侵入。左足で蹴り入れたクロスはヘディングでクリアされたものの、ボールはペナルティエリア手前で待ち受けるメルト・ミュルドゥルのもとへ。浮き球をダイレクトで叩いた豪快なミドルは鮮やかにゴールへと吸い込まれ、トルコ代表が先制に成功した。
勢いに乗るトルコ代表は、27分にユルディズがネットを揺らすが、判定はオフサイドでゴールが取り消しに。そんななか、直後の32分にジョージア代表のオタル・カカバーゼが敵陣右サイドでボールを持つと、ボックス右角でパスを受けたギオルギ・コチョラシュヴィリが細いタッチでDFを突破。鋭いフェイントからクロスを送り、ニアサイドで合わせたゲオルゲス・ミカウターゼが流し込んで同点弾を挙げた。
ゲームは振り出しに戻されたが、65分に“トルコの至宝”が輝きを放つ。左サイドからのクロスをバルシュ・ユルマズがワンタッチで折り返すが、パスを受けたギュレルがボールをロスト。しかし、すぐさまチーム全体でプレスをかけて敵陣深くで奪回すると、フリーの状況でドリブルを開始したギュレルが左足でシュートを放つ。ペナルティエリア外から狙った一撃はゴール左上に一直線。圧巻のゴラッソでトルコ代表が再びリードを奪い返した。
70分には、華麗なパスワークと繊細なタッチにより、ジョージア代表のコチョラシュヴィリが決定機を迎えるが、放ったシュートは無常にもクロスバーにヒットする。さらに、後半アディショナルタイムにはGKママルダシュヴィリも前線に上がってゴールを狙ったが、逆にコーナーキックのカウンターから無人のゴールに流し込まれ痛恨の被弾。試合はそのまま終了し、3−1で勝利したトルコ代表が白星発進を飾った。次節は22日に行われ、トルコ代表はポルトガル代表と対戦。ジョージア代表はチェコ代表とそれぞれ対戦する。
【スコア】
トルコ代表 3−1 ジョージア代表
【得点者】
1−0 25分 メルト・ミュルドゥル(トルコ代表)
1−1 32分 ゲオルゲス・ミカウターゼ(ジョージア代表)
2−1 65分 アルダ・ギュレル(トルコ代表)
3−1 90+7分 ケレム・アクトゥルコール(トルコ代表)