元浦和MF原口元気にシュツットガルト退団報道。現地「格安の移籍金で…」
2023年6月20日（火）6時14分 FOOTBALL TRIBE
かつて浦和レッズに所属していた元日本代表MF原口元気は、MF遠藤航やDF伊藤洋輝とともにブンデスリーガ（ドイツ1部）VfBシュツットガルトに在籍。ただ監督交代後の出場機会減少もあり、依然として今夏移籍の可能性があるようだ。
原口は今季ウニオン・ベルリンで出番を減らすと、今年1月末にシュツットガルトへ完全移籍。4月4日にブルーノ・ラッバディア監督が解任されるまで、ブンデスリーガ全試合で先発出場していた。しかしセバスティアン・ヘーネス監督就任後は出場機会が激減。リーグ戦でわずか3試合の出場に終わったほか、ハンブルガーSVとの入れ替え戦でも2試合ともに出番がなかった。
南西ドイツ放送はシュツットガルト所属選手の去就を展望。シュツットガルトとの契約を来年6月まで残す原口について「来季の見通しが立たなければ、より低い移籍金で退団する可能性もある。ヘーネス監督のもとでベンチ要員に甘んじた」と伝えている。
一方、遠藤と伊藤については「シュツットガルトは彼らの慰留に必至だ。トッテナム・ホットスパーやナポリが伊藤をスカウトしていると言われている。それでもシュツットガルトは彼らを来季も中心選手として使い続ける予定だ」としている。
なおドイツ紙『Heidenheimer Zeitung』は今年4月、シュツットガルトの財政状況について「ブンデスリーガ残留争いの行方に関係なく、この夏も移籍金収入により黒字を達成しなければならない」とリポート。複数選手の放出が既定路線とみられる中、日本代表復帰を目指す原口の去就に注目が集まる。
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