小4から所属の柏に別れ…DF中谷進之介、名古屋へ完全移籍「成長するために」
2018年6月20日(水)12時37分 サッカーキング
中谷は1996年生まれの22歳。柏の下部組織出身で、U−12、U−15、U−18チームでのプレーを経て2014年にトップチームへ昇格した。1年目から明治安田生命J1リーグで5試合に出場すると、2016年には31試合出場(2得点)、昨季は30試合出場を記録するなど、中心選手として活躍。今季は明治安田生命J1リーグ第15節終了時点で7試合の出場にとどまっていた。
キャリア通算では、J1で76試合出場2得点、JリーグYBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で8試合、AFCチャンピオンズリーグで10試合に出場している。
移籍にあたり、中谷は柏に対して以下のようにコメントしている。
「今回、このシーズン途中のタイミングではありますが、名古屋グランパスへの移籍を決断しました。小学4年生から約13年半、自分を育てていただいた柏レイソルを離れるというのは、自分にとって非常に大きいことですし、大変悩みました。ただ、自分自身でもうひと回りもふた回りも成長しなければと考えて、慣れ親しんだこのクラブを離れ、新しく挑戦することを決めました。アカデミー時代からトップチームに昇格してからの長い間、未熟な自分を見守ってくださったサポーターのみなさんやコーチのみなさんをはじめ、自分に関わっていただいた方々には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました」
また移籍先の名古屋に対しては、以下のようにメッセージを寄せている。
「柏レイソルから加入しました中谷進之介です。難しい決断でしたが、自分がさらにひと回り成長するために 今回の移籍を決めました。名古屋グランパスの勝利に貢献できるよう日々頑張りますので応援よろしくお願いします」
なお、中谷の名古屋での背番号は「20」に決まった。