ポルシェカレラカップ ジャパン&カレラカップ アジア エキシビションレースレポート

2018年6月21日(木)6時17分 AUTOSPORT web

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ポルシェカレラカップ ジャパン&カレラカップ アジア エキシビジョンレースレポート


 ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木敏幸)とポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会が主催するポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)は、ポルシェカレラカップ アジア(PCCA)との共催となるエキシビジョンレースを、富士スピードウェイ(静岡県)で2018年6月17日(日)に開催いたしました。


天候:曇り
路面:ドライ
気温:20度/路面温度:30度


 PCCJ第8戦、PCCA第3戦終了後の午後4時5分から、PCCA28台とPCCJ17台の計45台が両シリーズの交流を図るため10周のエキシビジョンレースを富士で開催しました。グリッドは、PCCA第2戦とPCCJ第7戦の予選順位を交互に入れ替える形となり、イン側のポールポジションは金曜夜のウェルカムレセプションで行われたコイントスによりPCCJ側に決定。それにより、ローリングスタートでのポールポジションとなるイン側からスタートするのはPCCJジュニアプログラムドライバーの#18 上村優太となり、2番手はPCCAの2017年シリーズチャンピオンである#101 クリス・ヴァン・デル・ドリフトとなる。


 スタートでセーフティーカーに先導された45台がシグナルグリーンにあわせて一斉にアクセル全開となる圧巻のスタートでホールショットを奪ったのはPCCJの#18 上村で、それにPCCAの#101 ドリフト、2016年PCCJシリーズチャンピオンの#78 近藤翼が続く。

3番手グリッドから優勝した#78 近藤翼


 #18 上村と#101 ドリフトはサイド・バイ・サイドの激しいバトルを繰り広げ、5周目に#101 ドリフトがトップを奪うと翌6周目にはふたたび#18 上村が逆転するもオーバーラン気味になり順位を落としてしまう。
 
 #78近藤は#18上村をかわして2位に浮上し、トップの#101 ドリフトを#78 近藤が追いかける形となる。7周目に#78近藤はテールトゥノーズに持ち込むと、トップの#101 ドリフトがマシンの挙動を無駄した隙を逃さずに逆転。そのまま2位以下との差を広げた#78 近藤がそのままチェッカーを受けてPCCJドライバーとしてエキシビジョンレースでの優勝を成し遂げる。
 
「2年前はPCCAのドライバーに勝つことができなかったので優勝できて嬉しいですし、自分の自信にもつながると思います」と、#78 近藤は喜びを語る。


 一方、PCCJのジェントルマンクラスとPCCAのプロアマクラスによる戦いは、PCCJの#98 IKARIが優勝を果たす。「レースはPCCAのオーバーオールドライバーとの戦いになったので、かなり激しい争いでしたが無事ゴールできて優勝することもできました」と、#98 IKARIはレースを振り返る。
 
 そして3位表彰台には#47 TAD JUN JUNが上がり、「今年初の表彰台がエキシビジョンレースになるとは思いませんでした(笑)。でも、この運をPCCJの残りのレースに繋げていきたいと思います」と喜びを語った。


 なお、PCCJの次大会である第9・10戦は8月4日(土)、5日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催される。シリーズは全11戦で競われるため、最終戦を前にした第9・10戦はチャンピオン争いで重要なレースとなる。

#98 IKARI


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