関係者も唸らせる衝撃の6月 止まらない大谷翔平に生観戦の米元GMも脱帽「彼にはいつも感心させられる」
2024年6月21日(金)11時54分 ココカラネクスト

21号の打球方向を指さし、ベースを回る大谷。その風格は一流スラッガーのそれである。(C)Getty Images
衝撃的な一打は関係者も唸らせた。現地時間6月20日にドジャースの大谷翔平は、敵地で行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回に迎えた第1打席に移籍後初の先頭打者弾となる21号をマークした。
【動画】センターへ見事な放物線を描く!大谷翔平が21号本塁打を放つシーン
鮮烈な一打をいきなり見舞った。ロッキーズの先発左腕タイ・ブラックと対峙した大谷はカウント2-1からほぼど真ん中に入った89.1マイル(約143.3キロ)のシンカーを強打。打った瞬間に本人も確信めいて見送った打球はセンター後方の生垣に着弾。球場も騒然とさせる一打となった。
これで本塁打数ではブレーブスの主砲マルセル・オズーナ(20本)を抜き、リーグ単独トップに浮上。6月に入ってからの本塁打数は7本目とこれまたリーグトップとなった。
直近7試合で打率.429、出塁率.515、OPS.964、4本塁打と打ちまくる大谷。まさに波に乗る男には、かつてのドジャース関係者も感嘆したようである。
2001年から2004年までドジャースのGMを務めたダン・エバンス氏は、自身のXでロッキーズ戦を観戦したことを報告。大谷が先頭打者本塁打を放った瞬間の様子を撮影した動画を公開するとともに、「私は10年以上ショウヘイ・オオタニを見てきている。そして彼にはいつも感心させられる。ドジャースにとってなかなかいい1番打者だ! 今日、私はクアーズフィールドで、彼の最初の打席を直に見て楽しみました」と興奮気味に綴っている。
果たして、“6月男”とも呼ばれる大谷の快進撃はどこまで続くのか。絶好調の偉才から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]