アイルランドの17歳DF、ミランへの完全移籍を勝ち取る 1月からユースチームでプレー

2022年6月21日(火)17時32分 サッカーキング

カハル・ヘファーナンがミランに完全移籍 [写真]=Sportsfile via Getty Images

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 U−18アイルランド代表DFカハル・ヘファーナンが、コーク・シティからミランに完全移籍した。20日にコーク・シティのクラブ公式サイトが発表している。

 ヘファーナンは現在17歳。父ロブは競歩で活躍し、2012年のロンドン五輪で銅メダル、2013年の世界陸上モスクワ大会で金メダルに輝いた。また、母マリアンもロンドン五輪の400メートルリレー走に出場した。

 リヴァプールのアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーと同じく、コークを拠点とするリングマホン・レンジャーズの出身。2019年にコーク・シティの下部組織に入団し、2021年10月にトップチームデビューを飾った。今年1月に買い取りオプションが付いた期限付き移籍でミランの下部組織に加入すると、カンピオナート・ナツィオナーレU−18(U−18リーグ)の13試合、トルネオ・ディ・ヴィアレッジョ(ユースチームの国際大会)の2試合、カンピオナート・プリマヴェーラ1(U−19リーグ)の1試合に出場した。

 コーク・シティの発表によると、買い取りオプションが行使され、ヘファーナンは世界的名門への完全移籍が決まった。コーク・シティのアカデミー責任者を務めるリアム・ケアニー氏は発表に際し、「この機会を得たことは、彼自身のハードワークと献身性、そしてリングマホン・レンジャーズとここのアカデミーのコーチ陣が努力した証だ。非常に嬉しく思っており、彼の今後のキャリアの成功を祈っている」とコメントした。

 また、デクラン・キャリー会長は、「また一人、若い選手が我々のアカデミーからACミランのような名門クラブに移籍したことは、リアム・カーニーと彼のチームが我々のアカデミーで行っている素晴らしい仕事、そしてリングマホン・レンジャーズのような少年クラブが行っている素晴らしい仕事を明らかに示すものだ。我々は、カハルの将来の幸運を祈るとともに、彼の成長を見守りたい」と、コメントしている。

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