「改めてさすが」—メキシコで久保康友vs荒波翔の元DeNA対決が実現、軍配は…

6月22日(土)20時7分 フルカウント

「サムライシリーズ」として開催、久保が先発し荒波は「1番・センター」でスタメン出場

 メキシカンリーグの後半戦が21日(日本時間22日)に開幕し、ブラボス・デ・レオンの久保康友投手とスルタネス・デ・モンテレイの荒波翔外野手の元DeNA対決が実現した。モンテレイの本拠地で「サムライシリーズ」として行われ、50人以上のメキシコ在住日本人を含め、1万839人が応援に駆けつけたこの試合。2人の対決は久保が荒波を3打数無安打に抑え、久保に軍配が上がった。試合はモンテレイが5-2で勝利。先発した久保は5回1/3、5安打5失点で負け投手となり、通算15試合4勝7敗、防御率6.06となった。「1番・センター」でフル出場した荒波は4打数無安打だった。

 初回、久保は荒波からスプリットで空振り三振を奪うと、3回2死で迎えた2打席目は左飛。3打席目の5回には2死二塁の場面でフルカウントから内角への90マイル(約144キロ)の直球を投げ、見逃し三振に仕留めた。

「荒波は割り切りが良かった。1番打者としての(ボールの)待ち方が、メキシコ(の野球)に合う待ち方をしていて、(狙っているボールを)仕留めようとしていた。様子を見ながら投げていたのでかわせたが、勝負に行っていたらガツンといかれていた。ずっとカットボールでかわしていたが、どのボールで(打ちに)くるだろうかと考えていた。読み合いだった。彼がこっちで数字を残している理由が分かった。今日はたまたま抑えられたが、次は球場が狭く、高地で打球が伸びるレオンでの試合になる。また対戦するのは楽しみですが、嫌でもありますね」

 一方の荒波は「対戦を楽しみにしていましたが、緊張して力みました。予想通り、内角を丁寧に攻められました。同じ球がなく、自分のスイングをさせてもらえなかった。改めて、さすがだなと思いました。最後の打席も外角低めで厳しいコースでした」と、ヒットを許さなかった久保を素直に称えた。

 異国の地で実現した日本人対決。この日の試合はメキシコ在住のAKB48入山杏奈が始球式を行い、荒波の妻でフリーアナウンサーの宮崎瑠衣が両チームのスターティングメンバーを日本語で読み上げ、メキシコ国家とともに君が代も流されるなど、両チームの日本人の対決にスポットが当てられる形で行われた。「SHO TIME」と書かれた荒波の個人グッズも販売された。

 試合は5回に元日本ハムのヤディル・ドレイクの犠飛などでモンテレイが2点を先制。久保は、6回には4番の元ロッテ、ヤマイコ・ナバーロ外野手の二塁打などで1死二、三塁とされ、右越え3ランを浴びた。「今日は無失点に抑えないと勝てないと思った」という久保は、6回途中で無念の降板。モンテレイは9回、巨人、日本ハムでプレーした守護神ウィルフィン・オビスポ投手が最速97マイル(約156キロ)の直球でレオン打線を封じ、南北両リーグトップの20セーブ目を挙げて試合を締めくくった。

 久保は次回は27日(日本時間28日)に本拠地レオンで行われるモンテレイ戦に先発予定。レオンのあるグアナファト州には5000人以上の日本人が住んでおり、今度は場所を変えて再び久保vs荒波の日本人対決に注目が集まりそうだ。(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)

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