リヴァプールOBが補強の必要性を訴える「南野は3トップの一部ではない」
2020年6月22日(月)11時5分 サッカーキング
プレミアリーグ第30節が21日に行われ、リヴァプールはエヴァートンと対戦。コンディション不良のモハメド・サラーに代わって南野拓実が先発出場を果たしたが、前半のみでアレックス・オックスレイド・チェンバレンと交代に。後半途中からはディヴォック・オリジやジョルジニオ・ワイナルドゥムなどを投入し、勝利を目指したが、試合は0−0で終わった。
スコアレスドローに終わった“マージーサイド・ダービー”にキャラガー氏は、「私はエヴァートンが勝利に値したと思う」とコメント。「リヴァプールが支配していたと言うかもしれないが、どれだけチャンスを作り出せたかが重要だ。エヴァートンはリヴァプールが支配していても何もできないことが分かっていたから、ボールを持たせることを許容していたんだ」と69.9パーセントの支配率を記録したリヴァプールよりも決定的なチャンスを作り出したエヴァートンが勝利に値したと振り返った。
また、「前線の3人はヨーロッパの誰よりも優れている」とサラーとサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノによる3トップが強力であることを強調した一方で、「その中の誰かが欠けてしまうと大きな問題になってしまう」と前線の補強が必要であるとの見解を明かした。
「マンチェスター・U相手にポイントを落とした時もサラーはいなかった。前線の補強をしなければいけない理由はそこにある。ディヴォック・オリジはリヴァプールにとってのレジェンドで、重要な試合で重要な得点を決めてきたが、クオリティーはあまり高くない」
「南野が3トップの一部になるとも私は思わない。前線の3人は強固で多くの試合を欠場するようなことはない。しかし、もしその中の誰かを失うと、特にサイドの2人のどちらかが長期間いないようなことが来シーズン起きてしまうと深刻な問題が発生することになる」