欧州リーグ選手、全大会総得点関与数ランキングTOP5【2022/23】

2023年6月23日(金)18時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

サッカーには「得点関与数」という数値がある。これは「直接ゴールを決めた数(得点数)」と「パスやドリブルでゴールを手助けした数(アシスト数)」の合計で算出される。


2022年にFIFAワールドカップカタール大会(カタールW杯)が開催されたことで、2022/23シーズンは例年よりも多くの試合が行われ、たくさんのゴールが生まれた。欧州リーグに所属し、欧州で行われた全ての大会に参加した一部の選手は、出場試合数が60を超えている。


ここでは、欧州2022/23シーズンにおける得点関与数TOP5の選手たちをランキング形式で紹介しよう。




トッテナム・ホットスパー FWハリー・ケイン 写真:Getty Images

5位:ハリー・ケイン



  • 得点関与数:49(60試合出場/40ゴール9アシスト)

  • 所属:トッテナム・ホットスパー(イングランド/プレミアリーグ)

  • 出身国:イングランド


2004年、11歳でトッテナム・ホットスパーのユースチームに加入し、以来同クラブに所属し続けているFWハリー・ケイン。2022/23シーズンは7大会(プレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップ、CL、UEFAネーションズリーグ、ユーロ2024予選、カタールW杯)で計60試合に出場し、40ゴール9アシストを記録。1試合平均にすると得点関与数は約0.82となった。


30得点以上を記録しているにも関わらずリーグ得点王を獲得できなかった唯一の選手。2017/18シーズンにも同じ状況で得点王を逃しており、奇しくも2度目を記録してしまった。プレミアリーグ全体の得点数がいかに多いかを示すデータともいえるだろう。


イングランド代表では主将を務め、カタールW杯ではベスト8進出に貢献。1966年のイングランド大会以来のW杯優勝を目指し、日々奮闘している。




リバプール FWモハメド・サラー 写真:Getty Images

4位:モハメド・サラー



  • 得点関与数:53(56試合出場/34ゴール19アシスト)

  • 所属:リバプール(イングランド/プレミアリーグ)

  • 出身国:エジプト


2017/18シーズンにリバプールに加入して以降、6年連続でチーム内得点王を獲得しているFWモハメド・サラー。2022/23シーズンは6大会(プレミアリーグ、FAコミュニティ・シールド、CL、FAカップ、カラバオカップ、アフリカネイションズカップ2023予選)および国際親善試合の計56試合に出場し、34ゴール19アシストを記録。1試合平均にすると得点関与数は約0.95となった。


リバプールではFAコミュニティ・シールド2022でタイトルを獲得。エジプト代表では主将としてプレーし、アフリカネイションズカップ2023予選では、これまで3試合で2ゴール2アシストを記録。2021年の決勝戦でセネガル代表にPK戦の末敗退したリベンジ大会で、2010年振り8回目の優勝を手にすることができるだろうか。




パリ・サンジェルマン FWリオネル・メッシ 写真:Getty Images

3位:リオネル・メッシ



  • 得点関与数:63(54試合出場/38ゴール25アシスト)

  • 所属:パリ・サンジェルマン(フランス/リーグ・アン)

  • 出身国:アルゼンチン


2021年8月にラ・リーガのバルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したFWリオネル・メッシ。2022/23シーズンは5大会(リーグ・アン、クープ・ドゥ・フランス、CL、UEFAネーションズリーグ、カタールW杯)および国際親善試合の計54試合に出場し、38ゴール25アシストを記録。1試合平均にすると得点関与数は約1.17となった。


PSGではリーグ・アンとトロフェ・デ・シャンピオンのタイトルを獲得。アルゼンチン代表では主将を務め、カタールW杯では7試合中7ゴール3アシストの大活躍で優勝に大きく貢献し、大会最優秀選手賞を獲得した。


フランス代表 FWキリアン・ムバッペ 写真:Getty Images

1位タイ:キリアン・ムバッペ



  • 得点関与数:66(56試合出場/54ゴール12アシスト)

  • 所属:パリ・サンジェルマン(フランス/リーグ・アン)

  • 出身国:フランス


2017年8月にモナコからパリ・サンジェルマン(PSG)にレンタル移籍すると、翌2018年に完全移籍でチームの一員となったFWキリアン・ムバッペ。2022/23シーズンは6大会(リーグ・アン、クープ・ドゥ・フランス、CL、UEFAネーションズリーグ、カタールW杯、ユーロ2024予選)で56試合に出場し、54ゴール12アシスト。1試合平均にすると得点関与数は約1.18となった。


PSGでは、3年連続でリーグ・アンの得点王と年間最優秀選手賞を受賞し、リーグとトロフェ・デ・シャンピオンのタイトル獲得に貢献した。フランス代表ではカタールW杯で準優勝。決勝戦のハットトリックを含む8得点を決め、ゴールデンブーツを受賞している。大会終了後、フランス代表の新キャプテンに就任した。




マンチェスター・シティ FWアーリング・ハーランド 写真:Getty Images

1位タイ:アーリング・ハーランド



  • 得点関与数:66(57試合出場/56ゴール10アシスト)

  • 所属:マンチェスター・シティ(イングランド/プレミアリーグ)

  • 出身国:ノルウェー


2022年5月にブンデスリーガのボルシア・ドルトムントからマンチェスター・シティに移籍したFWアーリング・ハーランド。2022/23シーズンは7大会(プレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップ、FAコミュニティ・シールド、CL、UEFAネーションズリーグ、ユーロ2024予選)で57試合に出場し、56ゴール10アシスト。1試合平均にすると得点関与数は約1.16となった。また、世界中で最もゴールを決めた選手となった。


プレミアリーグ、CLで得点王に輝き、欧州でそのシーズン最もゴールを決めた選手に贈られる「ヨーロッパ・ゴールデンシュー」を受賞。さらに、プレミアリーグにおいて史上初となる個人4冠(得点王、年間最優秀選手、年間最優秀若手選手、FWA年間最優秀選手賞)を達成した。


所属クラブのシティもプレミアリーグ、FAカップ、CLで歴史的な3冠を達成。一方、ノルウェー代表は長い低迷期だ。カタールW杯は予選で敗退し、6大会振り4回目となる本戦出場の夢は叶わず。UEFAネーションズリーグは、決勝ラウンドへの出場権があるリーグAへ昇格できず。現在はユーロ2024予選を戦っている。ユーロで予選突破を果たした場合は、2000年以来6大会振り2回目の本戦出場になる。

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