またもや“あの男”が活躍…アトレティコがレバンテに勝利で3位の座を固める

2020年6月24日(水)9時48分 サッカーキング

敵地でレバンテに勝利し3位をキープしたアトレティコ [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第31節が23日に行われ、レバンテとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 現在2連勝中のアトレティコは、前節セビージャが引き分けたことにより3位に浮上。今節もそのライバルが勝ち点を落としたため、勝利してチャンピオンズリーグ出場権獲得へ一気に近づきたいところだ。

 過密日程の中、スタメンを前節のバジャドリード戦から7人入れ替えたアトレティコだが、序盤から試合の主導権を握る。立ち上がりから前線でチャンスを作り出し、FWヤニック・フェレイラ・カラスコやMFコケにゴール前でのシュートチャンスが訪れレバンテゴールを脅かす。

 すると15分、FKのこぼれ球を拾ったDFサンティアゴ・アリアスが縦パスを入れると、相手の最終ラインに並んでいたMFマルコス・ジョレンテが華麗なターンで敵DF2枚を置き去りにし、中央へ折り返す。飛び出したGKの横をかすめたボールは、カバーに入ったDFブルーノ・ゴンサレスに当たってそのままゴールへと吸い込まれた。

 先制した後も攻撃の手を緩めないアトレティコは、36分にFWジエゴ・コスタがCKに頭で合わせるもこれはゴールのわずか左に逸れる。試合はこのまま後半へと突入した。

 後半も試合のペースを掴んだのはアトレティコだ。48分、MFトーマス・パルティがゴール前でD・コスタの折り返しを受けると、右足で強烈なシュートを放つ。これがGKアイトール・フェルナンデスの手をかすめゴールネットに突き刺さるも、その前にオフサイドがあったとしてこの得点は認められなかった。

 その後はチャンスも作り続けるも追加点を奪いきれないアトレティコに対し、レバンテが反撃を見せる。79分、DFトーニョ・ガルシアが左サイドを華麗に突破すると、クロスに合わせたのはFWボルハ・マジョラル。しかしこのヘディングはゴール右へわずかに外れた。

 試合はこのまま終了。前線での起用に応え続けるM・ジョレンテがまたしても得点に絡んだアトレティコは勝ち点を55に伸ばし、4位セビージャとの差を2とした。一方のレバンテは勝ち点38にとどまり、11位につけている。

 次節、アトレティコは27日にアラベスと、レバンテは28日にベティスとそれぞれホームで対戦する。

【スコア】
レバンテ 0−1 アトレティコ・マドリード

【得点者】
0−1 15分 オウンゴール(ブルーノ・ゴンサレス/アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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