ブスケツの“正統後継者”はバルサ残留か、再レンタルか…ニコ・ゴンサレスの去就に注目が集まる

2023年6月26日(月)11時57分 サッカーキング

去就が注目されるニコ・ゴンサレス [写真]=Getty Images

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 バルセロナに所属するスペイン人MFニコ・ゴンサレスの去就は、宙に浮いているようだ。25日、スペイン紙『アス』が報じている。

 2002年1月3日生まれのニコ・ゴンサレスは現在21歳。“スーペル・デポル”の一員のフラン氏の実子で、11歳のときにバルセロナに入団した。『ラ・マシア』で“バルサイズム”を享受し、セルヒオ・ブスケツの“正統後継者”との呼び声も高い同選手は2021年8月にトップチームデビュー。同シーズンの公式戦39試合に出場すると、今シーズンはバレンシアへとレンタル移籍した。シーズン中盤はケガに苦しんだものの、その後はルベン・バラハ監督の信頼を勝ち取り、第30節エルチェ戦以降は全試合で先発出場している。

 バルセロナとの現行契約は2026年夏まで残っており、来月10日から始まる新シーズンに向けたプレシーズンのトレーニングに参加予定のニコ・ゴンサレス。しかしクラブ側は、セルヒオ・ブスケツ退団の穴を外部からの補強で埋めようとしている模様。最終的な決断はシャビ監督に委ねられているが、昨シーズン同様に構想外となれば、レンタル移籍を繰り返すことになるようだ。

 そんなニコ・ゴンサレスに興味を示しているのが、バレンシアとベティスの2クラブとのこと。『アス』は、今シーズン在籍した点から、バレンシア側が有力という見方。一方で、ベティス側もヨーロッパリーグ(EL)出場権や、バルセロナ時代から同選手や代理人との関係が深いラモン・プラネスSDの存在がカギを握ると指摘している。

 今シーズンのラ・リーガ最終節では、バレンシアを残留に導くアシストを記録するなど、徐々に輝きを増しつつあるニコ・ゴンサレス。誰もが待ち望むセルヒオ・ブスケツの後継者は、『ラ・マシア』の“直系”となるのだろうか。

サッカーキング

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