30号一番乗りのジャッジにNY地元記者がMVP確実と激賞!独自の表現で大谷との比較も「ナ・リーグ移籍は正しかった」

2024年6月28日(金)16時30分 ココカラネクスト

すさまじい勢いで本塁打を量産するジャッジは、ア・リーグMVPへ突き進んでいる(C)Getty Images

 ここ1か月で、本塁打を量産し続けているドジャースの大谷翔平はナ・リーグ打撃部門三冠でのトップも視界にとらえている。そして、その一方で、ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジも同様に驚異的な打棒を発揮しており、本塁打数は既に30本の大台に到達した。球界を代表する存在である両選手に対し、米国内では今季もライバル関係に位置づける声が上がっているようだ。

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 米スポーツサイト『FANSIDED』では現地時間6月27日、ジェームズ・ノーラン記者による特集記事において2024年シーズンでのジャッジのMVPを予想しており、その中で、大谷との比較から独自の見解を綴っている。主に、ヤンキースなどニューヨークのプロスポーツを専門に取材を行っているノーラン氏が担当した今回の記事には、やはりジャッジへの熱烈な想いが込められている。

 ノーラン氏は、大谷について「この二刀流の天才は2023年にア・リーグMVP賞を獲得し、今度はナショナルリーグで通算3回目のMVPを獲得するかもしれない」と今季の内容を評価。その上で、「しかし、彼がまだア・リーグにいたら、ジャッジと張り合うことはなかっただろう」と主張。「アーロン・ジャッジは、ショウヘイ・オオタニのナショナルリーグへの移籍が正しかったということを証明している」などと独自の表現でジャッジのパフォーマンスを称えている。

 さらに、ノーラン氏は、「2022年に62本塁打を打った後、多くの人がジャッジはオオタニよりも優れた打者だと思った」と当時のヤンキースファンの胸中を代弁している。

 また、今季の両選手のスタッツにも言及。「2度のMVPに輝いたオオタニは打率.322、OPS1.045、本塁打25本、打点61。ジャッジはオオタニよりも良い数字を残している。ヤンキースのスーパースターは打率.309、OPS1.145、本塁打30本、打点77」と紹介している他、「ジャッジはなぜ自分が注目すべき選手なのかを改めて証明している。今シーズン30本塁打を打った初の選手だ。信じられないかもしれないが、32歳の彼は今シーズン、2022年に打った62本塁打を簡単に上回る可能性がある」とさらなる偉業にも期待を寄せた。

 大谷がドジャースに移籍した今季、かつてのように両雄が直接、MVPを争うことは無いものの球界トッププレーヤーとして比較が行われることはやはり避けられないようだ。ジャッジ、大谷ともに、今後のシーズンの中でどれだけハイレベルな数字を残すか、そのバットがさらに注目を集めることも間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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