スイスが2大会連続の16強…PK取り消し直後にPKで失点、コスタリカとドロー

2018年6月28日(木)4時56分 サッカーキング

スイスがコスタリカを破りグループステージ突破を決めた [写真]=FIFA via Getty Images

写真を拡大

 2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦が27日に行われ、スイス代表とコスタリカ代表が対戦した。

 1勝1分けの勝ち点4でグループE2位のスイスは、勝利すれば決勝トーナメント進出、ドローでも同時刻に試合を行うセルビア代表がブラジル代表と引き分け以下だと、2大会連続のベスト16入りが決まる。一方のコスタリカはセルビアとブラジルに2連敗を喫し、すでに敗退が決まっている。

 前半の立ち上がりはコスタリカが相手ゴールに迫るが、スイスは守護神のヤン・ゾマーが立ちはだかった。序盤の劣勢を乗り切ったスイスは31分に先制点を奪う。右サイドのシュテファン・リヒトシュタイナーからのクロスを、ファーのブリール・エンボロが頭で折り返すと、中央のブレリム・ジェマイリが右足シュートで豪快にゴールネットを揺らした。

 1点を追うコスタリカは後半に入って56分、右CKからケンダル・ワストンが頭でゴール左隅に流し込み、今大会チーム初ゴールで同点。追いつかれたスイスは88分、右サイドを抜け出したデニス・ザカリアの鋭いクロスから、ファーのヨシップ・ドルミッチが右足ダイレクトでゴール右隅に決め、勝ち越しに成功した。

 直後の90分、リカルド・ロドリゲスがエリア内で相手を倒し、一時はPKの判定となったが、ビデオ判定の結果、その前にオフサイドがあり、PKは取り消された。だが、後半アディショナルタイム2分、ザカリアがエリア内に抜け出したジョエル・キャンベルを倒し、コスタリカに今度こそPKが与えられた。キッカーのブライアン・ルイスがゴール右上を狙うと、シュートはクロスバーに弾かれたが、そのままGKゾマーに当たってゴールに吸い込まれ、再び同点。記録ではゾマーのオウンゴールとなった。

 試合はこのまま2−2で終了。スイスはE組2位で2大会連続のベスト16入りを果たし、7月3日に決勝トーナメント1回戦でF組1位のスウェーデン代表と対戦する。

【スコア】
スイス代表 2−2 コスタリカ代表

【得点者】
1−0 31分 ブレリム・ジェマイリ(スイス)
1−1 56分 ケンダル・ワストン(コスタリカ)
2−1 88分 ヨシップ・ドルミッチ(スイス)
2−2 90+3分 オウンゴール(ヤン・ゾマー)(コスタリカ)

サッカーキング

「セルビア」をもっと詳しく

タグ

「セルビア」のニュース

「セルビア」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ