中盤強化を目論むリヴァプール、フェデ・バルベルデに関心? 約142億円を準備か

2023年6月28日(水)18時50分 サッカーキング

レアル・マドリードの中心選手に成長を遂げたバルベルデ [写真]=Getty Images

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 リヴァプールがレアル・マドリードに所属しているウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデの獲得に動くかもしれない。現地メディア『リヴァプール・エコー』が報じている。

 リヴァプールは新シーズンに向けて中盤の面々を刷新している。2022−23シーズンをもって元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナー、同MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、ギニア代表MFナビ・ケイタらの退団が決定。入れ代わるように、ブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの獲得を発表した。新シーズンに向けて背番号10を託されたマック・アリスターには大きな期待が寄せられる中、同選手だけにとどまらず、リヴァプールはさらなる中盤の選手を確保するために動く構えを見せている。その中で、レアル・マドリードの“アルコン(ファルコン)”が候補に浮上した模様だ。

 スペインメディア「エル・ナシオナル」の報道によると、リヴァプールはバルベルデ獲得に向けて9000万ユーロ(約142億円)を支払う準備が整っているという。バルベルデの所属しているレアル・マドリードは、今夏の移籍市場でドルトムントからイングランド代表MFジュード・ベリンガムの獲得を発表。長年にわたって“白い巨人”を支えてきたクロアチア代表MFルカ・モドリッチと元ドイツ代表MFトニ・クロースとも1年間の契約延長を発表し、スペイン代表MFダニ・セバージョスの残留も決まった。セントラルハーフをこなす人材を豊富に抱えていることで、バルベルデがより多くの出場機会を求める可能性は0ではないかもしれない。

 一方、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督からの信頼は厚く、クラブ側が安易に売却に踏み切るとは考えにくい。2022−23シーズンのバルベルデは公式戦通算で52試合のピッチに立った。持ち前の運動量や縦への推進力だけでなく、同シーズンは得点能力が開花。アンチェロッティ監督が「彼が2桁ゴールを決められなかったら、私は監督ライセンスを放棄する」と話した通り、終わってみれば12ゴール7アシストという結果を残した。新シーズンに向けても主力の1人としてカウントされていることに間違いはないだろう。

 現時点で具体的な動きは見せていないものの、リヴァプールはバルベルデ獲得に本腰を入れて動くのだろうか。今後の動向に注目だ。

サッカーキング

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