国際大会で初導入のVAR、主審協会は「批判に応じて改善した」…正確性は99.3%

2018年6月30日(土)18時26分 サッカーキング

2018 FIFA ワールドカップ ロシアから導入されたビデオ判定 [写真]=Getty Images

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 2018 FIFA ワールドカップ ロシアが初導入となったVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)は批判もある中、改善を重ねていると主審協会は主張した。29日にイギリスメディア『BBC』が報じた。

 イングランド代表FWハリー・ケインや、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチは、エリア内で相手にユニフォームが引っ張られることが多かったと抗議していた。ビデオ判定により、そのようなファールを取り逃がすことが減ったという。

 審判団はビデオ判定なしで95%のファールを正しく判定しているが、今大会のVAR導入により、その数字は99.3%にまで伸びた。

 主審協会の会長を務めるピエルルイジ・コッリーナ氏はビデオ判定について次のように語った。

「今大会からファール数が著しく減ったことに気づいていただければ、私は光栄に思う。最初からミスなくビデオ判定を導入することは難しかったが、改善を重ねている段階だ」

「我々もビデオ判定が全て正しいとは言っていない。しかし、VARと審判団の能力を合わせて99.3%とという数字を出すことができた。これは完璧に近いと言っても過言ではないだろう」

サッカーキング

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