張本勲氏、満員のMLB英国開催に「珍しいから来てるだけ」 「自国ではガラガラ」と批判も

6月30日(日)12時1分 しらべぇ

30日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がアメリカ・メジャーリーグ(MLB)がイギリス・ロンドンスタジアムで公式戦を開催したことについて独自の見解を示し、物議を醸している。

 

■ロンドン開催に持論

番組では日本時間の30日にイギリス・ロンドンスタジアムで開催されたニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックスの試合を紹介。MLBが欧州で公式戦を行うのは史上初だという。

この試合でヤンキースの先発を任されたのは田中将大投手。味方が先制するも、相手打線の反撃に遭い、1回途中でマウンドを降りた様子が放送された。これを見た張本氏は

「ロンドンで野球やるとは思いませんでしたよ。私はフランスが先じゃないかと思ったんですよ。元阪神の吉田(義男)さんが7年間もフランスで野球を指導しておりましたからね」

 

と私見を述べた。

 

■ロンドンの客は「珍しいから来てるだけ」

さらに張本氏は「ロンドンは野球のやの字も知らんから。英国の男性的なスポーツはクリケットだから」と持論を展開。関口宏が「クリケットってのは野球の元でしょ?」と質問すると、「いやいや元じゃないですよ」と否定する。続けて、

「どちらにしましてもね、満員じゃないですか。あれ1回だけですよ、おそらく。珍しいから来てるだけで。アメリカで興行にならないわけですよ」

 

と独自の見解を示す。

■「アメリカの野球はガラガラ」

続けて張本氏は、

「初めてのは誰でも見に行くでしょう珍しいから。だから見てくださいよ、アメリカの野球は今ガラガラだもん。見てない、入ってないもん。見るお客さんが少ないということですよ。

 

だからね公式戦で海外でやったのは日本は1回もないから。1回あるのは1962年か、沖縄がまた返還する前に、東映と西鉄が行っただけだから。

 

アメリカは日本にやったりロンドンでやったり、興行が成り立ってないから、ほかでやりたいんですよ」

 

と持論。関口宏が「苦しくなってんのかな?」と質問すると、張本氏は「そうでしょうね」と同意した。

 

■元メジャー高橋尚成氏は否定

これに反論したのが、自身もメジャーリーグで活躍した元巨人・DeNAの高橋尚成氏。関口宏から「苦しいんですか?」と聞かれると、

「そうは感じないんですけどね。アメリカの観客動員数っていうよりも、もっと野球を見てくれっていう気持ちのほうが強いんじゃないかなと思うんですよね。なので違う国でやるんじゃないかんと思いますけどね」

 

と張本氏の持論を否定。これを聞いた張本氏は、

「英国はアメリカの人がたくさんおるそうですよ。アメリカのスポーツに飢えたということで、それを見え透いて興行を打ったからね。成功だったと」

 

とコメントした。

■発言に怒りの声

張本氏の「メジャーリーグはアメリカでガラガラだから海外で興行を打った」という持論に、視聴者からは怒りの声が上がった。

また、張本氏が「日本は1962年以来海外で試合をしていない」というコメントについても、「2002年に台湾で福岡ダイエーホークス対オリックス・ブルーウェーブの試合が行われている」という指摘が。

確かに2002年行われており、「訂正するべきだ」との声が噴出した。

 

■競技普及のためにも思えるが…

張本勲氏の見解が正しいか否かは意見が分かれるところ。マーケット拡大の要素もあるだろうが、今回は陸上用のロンドンスタジアムを野球場に改修しており、それなりの費用がかかっていた様子。

高橋尚成氏の言うように世界的にはマイナースポーツに分類される野球を「広めたい」という気持ちから開催に至ったと考えるほうが、自然のように思える。

しかし張本勲氏は「アメリカの観客動員数が低迷しているため、ロンドンに進出した」と考えているようだ。


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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治



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