PACIFIC CARGUY Racing、スーパーGT第4戦もてぎ、第3戦鈴鹿で横溝直輝を起用
2021年7月1日(木)19時28分 AUTOSPORT web
7月1日、スーパーGT GT300クラスに参戦するPACIFIC CARGUY Racingは、7月17〜18日に栃木県のツインリンクもてぎで開催されるスーパーGT第4戦、8月21〜22日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるスーパーGT第3戦で、PACIFIC NAC CARGUY Ferrariのドライバーとして木村武史に代わって横溝直輝を起用すると発表した。
2021年からPACIFIC RacingとCARGUY Racingがコラボレーションし、フェラーリ488 GT3を走らせているPACIFIC CARGUY Racing。予選からスピードをみせており、第2戦富士ではQ2進出を果たしているが、7月の第4戦、8月の第3戦で、CARGUY Racingの代表でもある木村に代わり、横溝がステアリングを握りケイ・コッツォリーノとコンビを組むことになった。
2012年のGT300クラスチャンピオンである横溝は、2018年はCARGUY Racingから、2019年はPACIFIC RacingからGT300に参戦した経験があり、いわば古巣復帰と言える。今季はスーパー耐久に参戦したほか、テレビ東京『SUPER GT+』で解説を務めるほか、前澤友作さんが所有するクルマで子どもたちに夢と希望を伝える『前澤友作スーパーカープロジェクト』にも携わるなど、さまざまな活動を行っている。
スーパーGTではひさびさの実戦復帰となる横溝だが、コッツォリーノとは2017年のブランパンGTアジアで、日本勢として初めての優勝を飾ったときのコンビ。お互いを良く知る間柄だ。なお、木村はCARGUY RacingのFacebookページのなかで「9月以降の大会につきましても、獲得ポイントを考慮しながら、チーム戦略として、私か、横溝選手かを選考します」としている。