相馬勇紀のライバル?カーザ・ピアが元Jリーガー獲得。邦本宜裕退団加速も

2023年7月2日(日)7時55分 FOOTBALL TRIBE

相馬勇紀 写真:Getty Images

 日本代表MF相馬勇紀は、名古屋グランパスからの期限付き移籍期間延長により、ポルトガル1部カーザ・ピアACに残留する見通しだ。そのカーザ・ピアが今月1日に元Jリーガーの獲得を発表。相馬とポジション争いをする可能性があるほか、MF邦本宜裕の去就にも影響を与えるようだ。


 相馬は今年1月に買い取りオプション付きの半年レンタルによりカーザ・ピアへ加入。1月22日のデビュー以降全試合でプレーし、2ゴール2アシストをマーク。邦本にかわって右サイドハーフでレギュラーに定着すると、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は先月中旬に「名古屋と交渉した結果、1年間のレンタル移籍期間延長で合意に達した」と報じている。


 そんな中、カーザ・ピアは元ヴィッセル神戸所属選手のブラジル人FWフェルナンド・アンドラーデンを獲得。アンドラーデンはかつて2012年8月から4か月間ヴィッセル神戸でプレー。神戸退団後はブラジルやポルトガル国内の複数クラブを渡り歩き、2019年1月にCDサンタ・クララからFCポルトへ完全移籍していた。


 しかしポルト加入後は3度にわたりレンタル移籍。昨年1月にポルトへ復帰したものの、ポルト在籍時の2022/23シーズンは公式戦で一度もピッチに立っていない。


 そのアンドラーデは左サイドを主戦場としているものの、過去には右サイドでもプレーしていた。相馬についても左サイドでプレー可能なだけに、アンドラーデの状態次第では両者によるポジション争いも考えられる。


 一方、邦本は昨年7月末にカーザ・ピアへ加入。今季開幕から右ウイングでレギュラーをつかんでいたが、今年2月以降はスタメン出場わずか1試合とベンチ要員へ降格。相馬にレギュラーを奪われる形でシーズンを終えたほか、ポルトガル紙『レコルド』は先月下旬に「邦本は2023/24シーズン開幕前にカーザ・ピアに戻らない可能性がある。アジアの複数クラブが関心を寄せている。カーザ・ピアは邦本放出の可能性を排除していない」と伝えている。

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