ミランがプリシッチ獲得へオファーも…リヨンがさらなる好条件を提示か

2023年7月3日(月)14時0分 サッカーキング

去就に注目が集まるプリシッチ [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチを巡る争奪戦が勃発しているようだ。2日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。

 現在24歳のプリシッチは2019年冬に5800万ポンド(約106億円)でドルトムントからチェルシーに加入し、約半年間のレンタル移籍を経て2019−20シーズン開幕から同クラブの一員としてプレーしている。背番号「10」を着用し、ここまで公式戦通算145試合の出場で26ゴール21アシストを記録。しかし、2022−23シーズンはケガの影響で公式戦30試合の出場したものの、途中出場も多く1ゴール2アシストを記録するにとどまった。

 現行契約が2024年6月30日までとなっているものの、プリシッチは今夏の移籍を熱望していることが明らかになっており、チェルシーとしても来夏のフリー移籍を避けるために売却を容認していることから、今夏の移籍は濃厚と見られている。

 そんなプリシッチには多くのクラブから関心が寄せられているなか、先日には大手メディア『ESPN』で同選手がミランと長期契約を締結する個人的条件で大筋合意したことも報じられていた。しかし、移籍金の要求額と提示額で隔たりがあり、クラブ間での交渉は難航していることも伝えられていた。

 そして、今回の報道によると、ミランはチェルシーに対し、1400万ユーロ(約22億円)のオファーを提示したという。それでも、当初より2500万ユーロ(約39億円)を要求していたチェルシーはこれに全く納得していないことも明らかになっている。

 そんななか、リヨンもプリシッチ獲得に向けてオファーを出した模様で、その金額はチェルシーの要求額を満たす2500万ユーロだという。さらに、これに売却条項も付随させることも提案していることが報じられている。

 今年1月にはリヨンからU−21フランス代表DFマロ・ギュストを完全移籍(2022−23シーズン終了まで期限付き移籍の形でリヨンに残留)で獲得した経緯もあり、チェルシーとしては良好な関係を築いているリヨンからのオファーに満足していることも伝えられている。

 なお、プリシッチとしてはミランへの移籍を望んでいることから、チェルシーがリヨンと合意に達しても移籍を受け入れるかは不透明となっている。ミラン加入のためには同クラブが少なくともリヨンと同額なオファーを提示する必要があると見られているが、果たしてミランはさらなる好条件のオファーを提示するのだろうか。

サッカーキング

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