トヨタ、2020年からのGRスープラGT4の販売を正式発表。TMGが製作・販売を担当

7月4日(木)15時27分 AUTOSPORT web

 TOYOTA GAZOO Racingは7月4日、2020年からGT4マーケット向けにカスタマーレーシングカーの『GRスープラGT4』を販売すると発表した。ドイツのトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)が開発と製造を担当する。


 GT4カテゴリーは、近年価格が高騰するGT3に代わって、ジェントルマンドライバーをはじめ各国で幅広い支持を受けているGTカーのカテゴリー。車種バラエティも年々増えており、ポルシェやアウディ、メルセデス、BMWなどのドイツメーカーに加え、アストンマーティンやジネッタ、KTM、マクラーレンなどが車両をリリースしている。


 そんなGT4マーケットに向けたTOYOTA GAZOO Racing期待のレーシングカーが、GRスープラGT4だ。2019年3月にジュネーブモーターショーでコンセプトモデルが発表されて以降、ル・マン24時間の会場等にも展示され高い注目を集めていた。


 GRスープラは6月のニュルブルクリンク24時間にもTOYOTA GAZOO Racingから参戦しており、関係者の話を聞くと「GT4開発に向けたパーツも採り入れられていた」車両だったという。TGRは通常ニュル参戦にはブリヂストンを装着していたが、今回の参戦ではGT4に数多く使われるピレリを装着していたのもGT4に繋がるものだったと言える。このマシンを佐々木雅弘やドライバーモリゾウが駆り無事完走しており、この参戦を踏まえGT4のリリースが決まった。


 今回発表されたGRスープラGT4は、ドイツのTMGが開発および製造を担当し、ドイツのラベノールがオイルを、ピレリがタイヤの技術パートナーを担当。また、世界中で高い定評をもつアクラポビッチがモータースポーツ専用エギゾーストシステムに関する協力を行う。


 GRスープラGT4のる車両諸元詳細、販売価格、販売地域および時期は今後発表される予定とのこと。GT4はヨーロッパではGT4ヨーロピアンシリーズをはじめニュル24時間にも参戦可能。アメリカ、アジアでもそれぞれGT4のシリーズがある。また日本ではピレリスーパー耐久シリーズST-Zクラスに参戦が可能で、2020年は多く参戦があるかもしれない。


GR スープラGT4 車両諸元


●車両

全長:4,460mm

全幅:1,855mm

全高:1,250mm

ボディ構造:ロールケージ付スチールボディ

フロントスポイラー:天然繊維コンポジット製

リヤウイング:天然繊維コンポジット製

燃料タンク:クイックチャージャー付レース専用

ドライバーズシート:FIA基準レーシングシート


●エンジン/トランスミッション

型式:直列6気筒ツインスクロールターボ

排気量:2,997cm3

トランスミッション:スポーツオートマチック リヤ駆動

潤滑油:ラベノール

排気システム:アクラポビッチ製


●サスペンション/ステアリング/ブレーキ

フロントサスペンション:マクファーソンストラット

リヤサスペンション:マルチリンク

ステアリング:電動式パワーステアリング

タイヤ:ピレリ

ホイール:5穴式 11×18インチ

GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4(左)とGRスープラGT4コンセプト(中)、ニュル24時間参戦のGRスープラ(右)。同じ流れの中で開発されたものと分かる。
GRスープラGT4(左)とGRスープラGT4コンセプト(中)、ニュル24時間参戦のGRスープラ(右)。同じ流れの中で開発されたものと分かる。
GRスープラGT4のステアリング
GRスープラGT4のステアリング
GRスープラGT4のコクピット
GRスープラGT4のコクピット
GRスープラGT4
GRスープラGT4
GRスープラGT4。ピレリが技術協力を行った
GRスープラGT4。ピレリが技術協力を行った
GRスープラGT4のリヤウイング。スワンネックを採用。
GRスープラGT4のリヤウイング。スワンネックを採用。
GRスープラGT4のエキゾースト。アクラポビッチを装着する。
GRスープラGT4のエキゾースト。アクラポビッチを装着する。


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