W杯を総括する長友佑都…一番苦しかったのは「頭皮でしょ(笑)」
2018年7月4日(水)4時24分 サッカーキング
「やっぱり負けてしまったことに関しては、悔しさは出てきますね。けどスッキリしてます。自分にできることは全てやったかなと。負けたことは悔しいですけど、やりきりましたね」
2014年のブラジル大会では苦渋を舐めたが、4年間で成長したものがあった。長友はそれを「対応力」だと分析している。
「どんな状況でも、一人ひとりが対応をした。その対応力を、経験のある選手はもちろん、若い選手もしっかりしてくれました。彼らを見ていて誇らしかったです」
「一番すごいなって思ったのは、試合に出れなかった選手たちが、気持ちをピッチに持ってきてくれたことですね。ピッチに立てない悔しさを押し殺してまで、気持ちを一つにしてくれた。それはなかなかできることじゃないし、自分が逆だったらって考えると心が痛いです」
盟友である本田圭佑は4年後のW杯を目指さないと宣言したが、長友は「家族との約束がある」と、すでに次の本大会を見据えている。
「自分を必要としてくれているなら力になりたい。今回は子供が小さくて家族を連れてこれなかったんで、どうにか4年後は家族を連れてきて、勇姿を見せたいなという気持ちもあります。妻もなんでもサポートしてくれると言ってくれたので、家族のために頑張ります」
最後に、合宿から本大会までで一番苦しかったことを聞かれると、「自分の頭皮でしょ(笑)」とその場にいた人たちを笑わせた。
「金髪なんかしたくなかったし、早く戻したいですね(笑)。戻したいけど、黒髪にするのも髪が傷むんでしょ? これ剃らなきゃいけないのかなって思います」