大宮、MF黒川淳史が1年半ぶり帰還! 町田から期限付き移籍加入「全精力を注いで闘いたい」

2023年7月4日(火)18時25分 サッカーキング

かつて大宮の10番を背負っていた黒川 [写真]=森優斗

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 大宮アルディージャは4日、FC町田ゼルビアからMF黒川淳史が期限付き移籍加入することを発表した。期限付き移籍期間は2024年1月31日まで。なお、黒川は契約により移籍期間内に両クラブが対戦する公式戦には出場できない。

 黒川は1998年2月4日生まれの現在25歳。大宮の育成組織出身で、ジュニアユース、ユースと順調に歩みを進め、2016年にトップチーム昇格を果たした。ルーキーイヤーおよび2年目は定位置の確保に苦しみ、2018年には水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。水戸では2シーズンを過ごし、明治安田生命J2リーグ通算で67試合に出場して10ゴールを挙げた。2020年より大宮に復帰。背番号「10」を託され、同シーズンは明治安田生命J2リーグ37試合出場7得点、翌シーズンは42試合出場9得点を記録した。2022年にはジュビロ磐田へ完全移籍。今季より完全移籍にて町田に加入したものの、明治安田生命J2リーグでは4試合の途中出場にとどまっていた。第6節いわきFC戦では87分にゴールを決め、1−0での勝利に貢献していた。

 期限付き移籍に際し、黒川は町田のクラブ公式HPを通してコメントを発表。ここまでのシーズンを振り返っての本音を明かしつつ、残るシーズンでの優勝争いに向けてエールを送った。

「大宮アルディージャへ期限付き移籍をすることになりました。悔しい時間が多くありましたが、素晴らしい仲間たちに恵まれ、自分にとって素晴らしい経験をさせていただきました。このタイミングでの移籍となり申し訳ない気持ちと、J2優勝を一緒に味わえないことは残念ですが、FC町田ゼルビアなら絶対に成し遂げられると思っています。皆さんに自分の活躍を届けられるように頑張ってきます」

 一方、1年半ぶりの帰還となる大宮のクラブ公式HPでもコメントを発表。「おひさしぶりです。1年半ぶりに大宮アルディージャでプレーするチャンスをいただき、うれしく思います。残留のために全精力を注いで闘いたいと思います。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 2023シーズン、町田は明治安田生命J2リーグ第23節終了時点で15勝5分3敗の勝ち点「50」を獲得。現在は首位を走っている。一方、大宮は4勝2分17敗の勝ち点「14」にとどまっており、現在は最下位に沈んでいる。

サッカーキング

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