フル参戦チームも参加。Team HRCがトップタイム、カワサキも夜間走行で2分06秒台をマーク/鈴鹿8耐合同テスト

2022年7月5日(火)23時12分 AUTOSPORT web

 7月5日、鈴鹿8時間耐久ロードレースの鈴鹿サーキット主催 合同テストが三重県・鈴鹿サーキットで始まった。初日はAとBグループに分かれて、45分が2回、75分が1回の3セッションと70分のナイトセッション(夜間走行)が行われた。


 走行1回目は朝に降っていた雨が残り、ウエットコンディションに。2回目にはほとんどウエットパッチがなくなり、ドライコンディションへと変わった。以降、3回目のセッションと夜間走行もドライでの走行となった。

渡辺一樹(ヨシムラSERT Motul)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト


 WEBIKE SRC KAWASAKI FranceとBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMは参加していないが、フル参戦チームはヨシムラSERT Motulがグレッグ・ブラック、チャビエル・シメオン、シルバン・ギュントーリ、渡辺一樹の4人でエントリー。F.C.C. TSR Honda Franceはジョシュ・フック、ジノ・レイ、マイク・ディ・メリオ、YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCはマービン・フリッツ、ニッコロ・カネパ、カレル・ハニカも来日した。

アレックス・ロウズ(Kawasaki Racing Team Suzuka 8H)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト


 前回大会で優勝しているKawasaki Racing Team Suzuka 8Hはジョナサン・レイ、アレックス・ロウズで、6月9・10日の8耐テストで走ったレオン・ハスラムは参加していない。Team HRCは長島哲太、イケル・レクオーナ、高橋巧、そしてHonda Asia-Dream Racing with SHOWAはザクワン・ザイディ、ゲリー・サリム、ナカリン・アティラプワパを起用した。


 ウエットの走行1回目、Aグループは2分21秒819でTOHO Racingの清成龍一がトップ、Bグループは2分12秒174でHonda Dream RT 桜井ホンダの濱原颯道がトップとタイム差も大きくなった。

高橋巧(Team HRC)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト


 コンディションが回復した2回目のセッションには、AグループでTeam HRCが2分06秒349、2分07秒653と2台でワン・ツー。どちらのタイムかはわからないが、長島哲太と高橋巧が記録した。そして2分08秒081と2分08秒107でジョナサン・レイとアレックス・ロウズ(Kawasaki Racing Team Suzuka 8H)が続いた。

シルバン・ギュントーリ(ヨシムラSERT Motul)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト


 Bグループでは2分08秒231でヨシムラSERT Motulがトップ、2番手は2分08秒373のHonda Dream RT 桜井ホンダ、3番手は2分08秒826のTeam ATJとなった。

マービン・フリッツ(YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト
ニッコロ・カネパ、カレル・ハニカ(YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト


 セッション3回目はトップのTeam HRCは2分07秒180とタイムは伸びなかったが、YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCの2台が2分07秒533と2分07秒736を記録。カネパとハニカ、カネパとフリッツというように3人が入れ替わりランデブー走行していた。

ジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team Suzuka 8H)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト


 夜間走行では、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hがタイムを上げて2分06秒993をマーク。YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCが2分07秒341、ヨシムラSERT Motulが2分08秒549と暗いなかでも好タイムを出していた。

長島哲太、イケル・レクオーナ(Team HRC)/2022鈴鹿8耐 鈴鹿サーキット主催 合同テスト


 テスト1回目の最終日となる2日目にはAとBグループに分かれて80分と90分の2セッションが予定されている。

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