LAで巻き起こる大谷翔平の”経済効果”に米CNNが注目「日本人観光客の数が急増」「1泊あたりの差が100ドル以上に」
2024年7月5日(金)19時0分 ココカラネクスト

三冠王を視野に入れる大谷の活躍が日本人観光客をひきつけている(C)Getty Images
やはりスーパースターの影響力は絶大だ。
現地時間7月4日、米大手放送局『CNN』は、「オオタニがLAに新たな日本人観光客の波をもたらした方法」と見出しを打ち、一大フィーバーを巻き起こしている大谷翔平(ドジャース)の経済効果に注目。「歴史的な契約により、移籍1年目のロサンゼルスでは、日本人観光客の数が急増した」と現地の盛り上がりを伝えている。
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同局の取材に応じたある日本の大手旅行代理店によれば、今季ドジャースのホームゲームには毎回、日本から約200人の予約が入るという。こうした状況を受け、ドジャースが日本企業とのスポンサー契約、日本語スタジアムツアーの開催、日本食メニューの追加など、「オオタニ効果を最大限に活用している」とのことだ。
すでに本拠地の広告スペースは完売してしまったようで、球団社長兼CEOのスタン・カステン氏も「予想以上だ」と驚き。記事内では、「ホームゲームがないときでも、ダグアウトやフィールド、プレスボックス、優勝トロフィーを見ようと、誰もいないドジャースタジアムに日本人観光客のグループが集う」とも報じられている。
さらにロサンゼルス観光局は、日本人観光客の80〜90%がLA滞在中に少なくとも一度、ドジャースタジアムに足を運ぶと推定。同局の調査では、「ホームゲーム期間中のホテル料金が高くなり、1泊あたりの差が100ドル(約1万6000円)以上になることも少なくない」そうで、「熱狂はまだまだ続く」と記事を締めていた。
今季ここまで打率.316、27本塁打、64打点、OPS1.035とハイアベレージをたたき出すなど、勢いが止まらない大谷。今後もさまざまな方面から熱い視線が向けられそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]