J3で人違い警告提示…Jリーグ、警告累積は本来の対象選手に算入することを発表

2023年7月5日(水)13時43分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 Jリーグは5日、カターレ富山に所属するDF大畑隆也の警告の取り扱いについて発表した。

 7月1日に開催された明治安田生命J3リーグ第16節で富山と鹿児島ユナイテッドFCが対戦。57分に渡邉英祐のゴールで鹿児島が先制すると、87分には福田望久斗が追加点を挙げ、鹿児島が2−0で勝利を収めていた。

 問題となっているのはこの試合の36分の場面。浮いたボールを処理しようとした際に富山の大畑とMF脇本晃成が競り合いに行き、鹿児島の藤本憲明に対するファールを取られると、同選手と接触していなかった大畑にイエローカードが提示された。その後、82分にもイエローカードが提示された大畑は退場となり、数的不利となった富山はその後に追加点を許しての敗戦となっていた。

 この判定についてJリーグ規律委員会で映像等を用いて検証し、事実関係を確認した結果、警告処分の対象となる選手が「人違い」であることが確認されたという。これを受け、Jリーグは「大畑隆也選手(カターレ富山)に対する警告(C2:ラフプレー)は、大畑選手の警告累積には算入しないものとし、本来の警告対象選手であった脇本晃成選手(カターレ富山)に警告を付け替え、脇本選手の警告累積に算入する」ことを発表した。

 なお、サッカー競技規則第5条(主審)の主審の決定「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である」により、公式記録は変更しないことも明らかになっている。それでも、これに伴い、大畑は7月9日に行われる第17節の愛媛FC戦に出場することが可能になった。

サッカーキング

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