「ついにこの時が」河村勇輝、NBAグリズリーズとエグジビット10契約! 電撃発表にファンから驚きの声「日本でしかプレーしてないのに」
2024年7月7日(日)12時12分 ココカラネクスト
![](https://news.biglobe.ne.jp/sports/0707/6698891206/ckn_6698891206_1_thum800.jpg)
夢を追い、アメリカに渡る決意をした河村。(C)Getty Images
電撃的な挑戦が決まった。
7月7日、Bリーグの横浜ビー・コルセアーズは日本代表でも活躍する河村勇輝が、NBAのメンフィス・グリズリーズと開幕前のキャンプ参加を想定した「エキシビット10」契約を交わしたと発表した。
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まさに驚きの発表だ。もっとも、実際の契約締結は9月の予定で、そこから河村はトレーニングキャンプに参加。10月に開幕するシーズンでの本契約を目指すことになる。チームを通じて声明を発表した23歳は「このたび、NBAのメンフィス・グリズリーズよりエグジビット10契約のオファーを受け、チャレンジする決心をしたことをご報告させていただきます。まず、夢の実現に向けた今回のチャレンジにおいて、全面的にご理解とご協力をいただきました横浜ビー・コルセアーズのクラブ関係者の皆さまに御礼申し上げます」と挨拶した。
エグジビット10契約とは、NBAで定められている契約のひとつだ。最低年俸と無保証での契約となるが、チームはシーズン開始前に「2Way契約(NBAと傘下のGリーグ、双方と結ぶ契約)」に切り替えられる。仮にシーズン開始前(トレーニングキャンプ・プレシーズン)に契約を解除された場合でもチーム傘下のGリーグチームと契約することも可能となる。
己を試しに海を渡る決意をした河村。急転直下で発表された挑戦には、ファンからも驚きの声が上がった。契約を公表したビー・コルセアーズの公式Xには、「ついにこの時が来た」「これは頑張ってほしい」「寂しい気持ちもある」「まじで?」「サイズのハンデもあるけど頑張って」「ついにこの日が来てしまった」「日本でしかプレーしてないのに契約のチャンスを手にできるってすごくない?」「本契約を絶対勝ち取れ!」といったメッセージが相次いだ。
NBA球団との本契約を掴めるか。身長172センチの小さき戦士の挑戦に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]