巨人・萩尾匡也が2打席とも3球三振で途中交代 解説の清原和博氏「打ちたい打ちたいという思いが強過ぎる」
2024年7月7日(日)6時30分 ココカラネクスト
清原氏が解説で巨人・萩尾について言及した(C)Getty Images
西武や 巨人などで活躍した元プロ野球選手の清原和博氏が7月6日、真中満氏とともに『BSフジ』で行われたヤクルト‐巨人戦(神宮)の解説に登場した。
清原氏は、この日「7番・左翼」で10試合ぶりにスタメン出場した巨人の萩尾匡也が、2打席とも空振り三振で途中交代したことについて聞かれ「バッターボックスの中で、打ちたい打ちたいという思いが強過ぎる」と指摘した。
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萩尾はヤクルト先発・高橋奎二の前に、初回二死一・二塁、3回は一死満塁の場面で、2打席連続で3球三振に倒れた。萩尾は6月15日の日本ハムとの交流戦(エスコンF)で第3打席に安打を放ってから、これで11打席連続でノーヒットとなっている。
3回の守備からは、松原聖弥との交換トレードで西武から移籍してきた若林楽人が、萩尾に代わって左翼の守備に就いた。その若林は、4回二死一・二塁のピンチで、ヤクルトのホセ・オスナが三遊間を破る安打を放つと、本塁へ突入した二塁走者の山田哲人をストライク返球でタッチアウトに仕留めている。
また、清原氏は2022年の三冠王で、今季、自身の最年少200号の記録も更新した村上宗隆についても言及した。
村上について、期待値が高いゆえに「重くのしかからなければいいんですけど。普通の状態でも悪いと言われてしまう。酷なことですね」と同情したが、「打率が低いのは気になりますけど」と、試合前まで本塁打は15本放っているものの、打率が.233と低迷していることを気にかけていた。
本塁打争いをしている巨人の岡本和真が初回に14号2ランを放ち、村上が4回二死二塁の場面で回ってきた際には「相手の4番が打つと打ってやろうという気持ちになる」と、西武、巨人で4番を務めてきた自身と重ね合わせながら話していた。
6回には、巨人から現役ドラフトで加入したヤクルトの北村拓己が代打で移籍1号を打った際は「代打で打つというのは難しい。一生の思い出になる」と話すなど、選手の立場に立った解説を展開した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]