鹿島・藤井智也ゴールも…自信無くしたのは「鈴木優磨のせいかも」と思うワケ

2024年7月8日(月)16時24分 FOOTBALL TRIBE

鈴木優磨 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズ所属MF藤井智也は、今月6日に行われた明治安田J1リーグ第22節の北海道コンサドーレ札幌戦でFW鈴木優磨のアシストからゴールをマーク。試合後、ゴールに繋がったランコ・ポポヴィッチ監督の指導内容や、鈴木をはじめチームメイトから掛けられた言葉を明かしている。


 藤井は62分、先制ゴールを挙げたFW師岡柊生にかわって途中出場すると、わずか4分後に追加点を奪取。鈴木が右サイドから挙げたクロスに反応し、左サイドからゴール前に走り込むと、左足のインサイドキックからゴールネットを揺らした。


 そんな藤井は試合後、インターネット動画配信サービス『DAZN』制作番組「やべっちスタジアム」のインタビューに対応。MCを務める矢部浩之さんとの対面で、「監督が言っているドリブル以外の斜めのランニングとか、スピードの活かし方がちょっとずつ分かってきた。ゴール前に走ることは今までの自分にはなかったので、ゴール前に顔を出せるようになったことに成長を感じている」とゴールシーンを振り返っている。


 また同選手は自身のゴールに対するチームメイトの反応にも言及。矢部さんから試合後のロッカールームにおける鈴木とのやり取りについて訊かれると、鈴木から「お前、トラップミスだったから、喜び方がチグハグしていたぞ。ドヤ顔で喜べば良いのに」と指摘を受けたことを明かす。


 その上で「自分のゴールに自信がなくなったのは、あの人(鈴木)のせいかもしれない」とコメント。それでも矢部さんから「ゴールシーンをもう1回見てください。綺麗です!ちょっとオーバー気味のクロスを、俺がゴールにしてやったぐらいのメンタルで良いと思います」とアドバイスを貰うと、「多分そうです」と笑顔を見せながら頷いている。


 チームメイトから「あのシュートはトラップミス」「脛だろ」と言われたものの、「映像を確認したら、ボールがインサイドに当たっていた。僕は振り抜いたと思っている」と語った藤井。チームがJ1優勝争いを繰り広げているだけに、今後さらなる活躍が期待される。

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