シャルケ、DFセドリック・ブルナーを獲得…吉田麻也に続いて守備の即戦力を補強!
2022年7月8日(金)12時43分 サッカーキング
現在28歳のブルナーはFCチューリッヒの下部組織出身で2014年にトップチーム昇格を果たすと、2018年7月にビーレフェルトへ加入した。2019−20シーズンには2部リーグ27試合に出場し2ゴール3アシストを記録する活躍を見せ、チームのブンデスリーガ昇格に大きく貢献。2020−21シーズンはMF堂安律(現フライブルク)とともに右サイドで躍動した。
シャルケのスポーツディレクター(SD)を務めるルーヴェン・シュレーダー氏は、右サイドバックを主戦場とするブルナーについて「右サイドの守備と攻撃のオプションを広げてくれる存在になるだろう。1対1の勝負に貪欲で、非常に堅実な守備をする選手。また攻撃面では、その優れたスピードを武器にチャンスを作り出すことができる」と評価。さらに、2021−22シーズンの4月までビーレフェルトを指揮し、新シーズンからシャルケの監督を務めるフランク・クラマー氏は「セドリック・ブルナーは過去2年間のブンデスリーガで、またそれ以前の2部リーグでも、昇格のための重要な柱として自身のクオリティを証明してきた」と“教え子”のクオリティの高さを称賛した。
日本代表DF吉田麻也に続き、守備の新戦力として迎えられたセドリック・ブルナーは「トレーニングキャンプの前に、移籍がまとまって本当によかった。ここからリーグ残留のための土台作りをすることになる。チームとして毎日全力で取り組んでいくし、このミッションに参加できることを楽しみにしているよ」と胸中を明かしている。
30年ぶりの2部降格の悔しさを晴らし、1年でのブンデスリーガ復帰を果たしたシャルケ。クラマー新監督とともに、ブルナーはチームを残留に導くことができるのだろうか。